サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

基本が難しいんだ!

暦の上では大寒を過ぎたばかりで、真冬だというのに、
テニスコートは、全部埋まっていました。

テニスコートって実は、意外と暖かい。まるで、床暖房のような効果がある。
なぜなら国内のテニスコートは、近年、オムニコートという、
砂入り人工芝が普及して、ハードコートなんて見る影もない。
強いて言えば、有明のハードが一番まともで、
東京の区営コートでは、ただのコンクリートです。

また、軟式と硬式テニスの併用、高齢者への配慮も含め、
オムニコートは、日本特有という見方もあるが、
万人共通意識の生み出したコートサーフェイスである。

物事、基本が大事で、まずテニスはストロークのラリーが出来るかどうか。
それは、初級から上級まで、共通して、
ボールのスピード、回転、コース、緩急、深い、浅い、角度など、
いろいろなボールを打ち合い、対応することが、思ったよりもできないスポーツなのである。

ここでまず、ストロークで重要なのは、この キンニクマン のように、
ラケットが、ボールを飛ばしたい方向を示す、黒のラインよりも常に、内側にあることを、
身体に覚えさせる必要がある。

当然、キンニクマンは、ボールよりも内側(左側)にいることもわかる。

そして、赤いラインが示すのは、ラケットの軌道で、ラケットを握ったからには、
当然、肩、肘、手首など、それぞれの関節のどこかが、起点となる円運動になるので、
このように、何らかの曲線を描いている。

「下から上」とか「斜め前の上」とか「内から外」とか、
いろんな表現をするが、
サダチル的には、このように、飛ばしたい方向の内側からラケットは軌道し、
ボールよりも下から振り上げることで、回転を与える、
という解釈をしている。
どのコースに打つにも、ラケットが、ボールよりも外側から軌道はしていかないのだ。

だが、大概、アマチュアに見られる傾向として、
強打を意識すると、横振りになり、ボールよりも外、
図のような、飛ばすコースをイメージで引いた黒いラインよりも外から、ラケットをスイングしていき、
コースをコントロールできない、ネットに掛ける、バックアウトするなどの、
ミスをする。

子供の頃、一番苦労したのは、食べ物を食べるための「はし」を使うことだ。
食の基本でありながら、使いこなせず、大人でも不器用に箸を持つ人が意外といるもんだ。

テニスの基本はストローク

プロ級の弾丸サーブを持っていようと、正確なボレーが出来ようと、
サーブの次に、レシーブという動作を含めれば、最低1回は、ストロークを打たなければならないから、
このストロークを、箸で小さな豆を持つ取るごとく、使いこなせなければばらない。
まあ、それが、難しいのだが、それが出来ると、箸で何でも食べれるように、テニスで、何でも出来るきっかけとなることだろう。

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