テニスも打ち納めです。
10月末の発売となった、
Wilson Prostaff 97L CV
のインプレッション。
まずは、デザインから。
フェイス面には、購入時に、大概、このような
使用選手の写真が入っている。
裏返すとこのように。
そして、なんといってもこのシリーズのラケットの機種は、4,5本発売されているが、
いずれも、王者フェデラーの刻印がスロートの裏にある。
これが、モチベーションを上げてくれるんだ。
昔でいうギャグの
ヤクザ映画みたあと、皆、高倉健のような顔して、映画館から出てくるみたいに、
フェデラーになりきれる。なんてね。
ストリングは、GOSENの、
AK PRO 16のブラックカラーを、56ポンドで、張った。
このように、真っ黒な、渋い、
ラケットになる。
試合でも、強そうに見えるぜ!
では、インプレッション
[ストローク]
男性が使用するには、290gなので、
軽めなので、振り回せるので、
手打ちに気を付ける必要がある。
弾道は、横回転に近い、スピンで、
直線的な速いボールにメリットありです。
もちろん、下から上にスイングするような打ち方でも、
直線的に近い、弧を描き、
相手にとっては、全体的に、速い打球が来ている印象のようです。
このあたりが、フェデラー監修の製品だけあって、
先手を打つ攻撃的プレーヤーに、向いている。
相手してくれた人、ヒッティングパートナーは、
いつもの打球より、倍とまではいかないが、
かなり速いし、回転もかかっていると、コメント
[ボレー]
やはり、男性には、軽量ラケットよりなので、
ボールを迎えにいってしまうことが、最初は多かったが、
重さに慣れて、なおかつ、
きちんとしたタイミングで打てば、
いいボールが飛びます。
打球の勢いを殺したストップボレーも、問題ありません。
[サーブ]
サーブは、手首をバンバン使えるので、
この重さなら、男性は、
自由自在にサーブが打てるのでは。
打球が軽いかな?と思っていましたが、
そうでもないようで、
速いサーブが打てます。
ただ、回転が結構かかかるので、
リターンエースの餌食になりかねませんことだけは、
注意してください。
最近は、私は、スピン系のサーブを多用していますが、
そのほうが、相手は、取りづらさを感じているようです。
今年の全米オープンテニスでもご存じのとおり、
コートサーフェイスが、
スローハードコートへ変わっていますので、
スピードの速いボールでも
相手に返される傾向にあると思います。
今回は、都営コートの
オムニのサーフェイスでしたが、
やはり、
回転が仇になり、
いいリターンを食らいました。
まあ、偶然の可能性もありますので、
もう少し、様子みます。
[コントロール]
フェイス面積が、97なので、
一般でいう、100インチ未満の第一段階の
98インチよりも小さいので、
コントロールはいいという先入観を持っていたのですが、
さほど、いいとは思いません。
思った以上に、ヤンチャなところがあります。(ワカルカナ~)
荒れ球があるということで。
[全体]
97インチというフェイスサイズが、
フェデラーが、プロとして、
その名を馳せてから、
85, 90と大きくしてきて、
97というサイズで、
今年、4大大会のうち2つの
グランドスラムを獲得した。
そのフェデラー監修のラケットのうちの一つだけあり、
スピードを重視し、
回転もほどよくかかる。
カウンターヴェイルという新素材により、
打球の衝撃を軽減されるので、
テニス後の、関節の痛みが軽減されるので、
一般のテニス愛好家にはやさしいラケットだ。
反面、スコーンという打ち応えは味わえません。
また、フェイス97というサイズは、決して、
簡単なラケットではありません。
しかし、打球の威力は特筆ものです。
うまくその特製を利用し、
スピードで押すテニスをするのがいいように思います。
290gという重量については、
スペインのカルロス・モヤという選手が、
現役時代に、
公表していたのは、
BABOLAT Pure Driveだったが、
実際には、
女子が使う、軽量モデルを使用していたという。
その恩恵で、選手生命w延ばすことができたそうだ。
プロの意見を参考にして、
テニスも時代の変化がきている。
男だからって、重いラケットである必要はない。
少し、軽いラケットで、
週末、エンジョイするのもいい。
私自身は、そんなに、筋力があるわけでもないし、
根っからのスポーツマンでもありません。
最初は、軽すぎると思いましたが、
使用して、1か月が過ぎ、
今では、300g以上のラケットは重く感じます。
自分に適した、テニスを、
これからは、行こうと思います。