サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

一番賭けていることがあれば

 
気合十分土曜だった。夕方は飲み会。
ホッピー5杯。
ヤバイぐらい飲んだが、ホッピーは、ビールよりも、
分解が早いようで、酔いつぶれて、二日酔いになったためしがない。
 
また、酒飲んだあと、すぐ寝るのはよくないらしい。
それが、分解速度を遅らせ、結局、翌日まで、酒が残ったりするそうだ。
 
だから、外で、飲んだら、少し、歩いて帰るとか、そういう時間が、酔い覚ましにいい理由なんだ。
 
今日は、友達と、ガンガン飲んで、南千住駅から、歩いて、隅田川スーパー堤防を歩いて、
帰宅。
 
昨夜のNHKのSONGSで、郷ひろみ、武道館やったり、頑張ってる姿に語り合った。
体形を維持するのに、相当なシェイプアップをしたり、顔のハリをよくするのに、
いろんなものを塗っているとか。
人生そのものが、郷ひろみであることを続けるためと、かなりの、いかれ野郎だ。
 
家に着くと、伊達公子トーク番組がやっていた。
 
年齢の壁を越えて、伊達もスゴイねって、さっき、友達と語りあったばかりだったので、
これまた偶然と思いながら、テレビを見続けた。
 
伊達と親しい人たちのメッセージを紹介しよう!
 
沢松奈生子「テニスは1日休むと、取り戻すのに3日かかると言われるが、彼女は10何年休んだのに、よくあそこまで、カムバックしたものだ」
 
松岡修造「伊達があそこまでできるのは、彼女にとって、一番自分のすべてを賭けてやれることが、テニスだから」
 
自分のすべてを賭ける対象が、皆、そうやすやすと見つかるものではない。
 
どこか、妥協して、「なりたい自分になりそこなっている」んじゃないかね。
 
だから、その満たされない自分の抱える心のスキマ、を埋めるのに、脱線してしまうんじゃなかろうか。
 
俺は、今の仕事に、何もかも賭けてきた。これから、新しい技術にチャレンジしなければならないので、日々、研究している。
 
昨日、恩師が、帰郷先から、仕事はじめで、戻ってきたその足で、職場へ来てくれた。
 
16年前、今の事業を起こすのに、技術供与してくれた。
徹底したマンツーマン教育で、たたき上げられた。
まさに、IT寺子屋だ。
 
「元気でやってるか」と、声をかけられると、16年前弟子入りした頃の自分に戻ってしまう。
さんざん苦労して、寝る間もおしんで、勉強と実践の毎日だった。
ちょっと怠けた素振りを見せると、15分も20分も説教される。
 
「仕事欲しいんだろ!腹くくってやれ!」と、
それまで、半端な人生を送って、甘んじている反面、心のスキマがあることを、見抜いていたんだろう。
終電まで、酒を飲んで、語るのが好きな人だった。
 
松岡修造や恩師の言うように、やはり、人生のすべてを賭けてしまうぐらい、陶酔できる、本気になれる、ってことが、自分の道なんだと。
 
それは、心の中にできる道。
 
束の間の寂しさ、退屈しのぎの趣味、そんなスキマを埋めるだけの半端な思いでいると、すぐ飽きてしまい、また、人生をつまらないものにしてしまぅんだろう。
 
郷ひろみ、人生そのものがGOだから、いつどこで、だれに見られてもGOに見えるよう、努力している、と。
伊達公子、6歳で、亡き父からテニスの楽しさを教わり、プロにまでなり、父が一番のサポーターだと、泣きながら、語っていた。
 
俺も、恩師に教わった技術にしがみついてきた。そして、さらに、今、磨きをかけ、これからも最先端を歩んでいこうと取り組んでいる。脱線したこともあったが、こんなにも、没頭できる仕事があるんだと、改めて、年の初めに、実感した。
 
現実は厳しいから、描いた夢のかけらにも及ばない。
だからって、酒に溺れたり、別の何かで、気を紛らしたりで、
いつまでたっても、そのスキマはついてまわっちまうから。
 
仕事でも趣味でもいい、
没頭できるものを持とうじゃないか。