驚き、信じられん。
背後の舎人ライナーの線路が、もう、グラグラ揺れて、
サダチルのデスクに窓ガラス割って、倒れてくるんじゃないかって、
俺は俺で、書類棚を、根性で、支えてたが、
もう、データを格納したメディアが、全部、崩れ落ちた。
その後も余震で、社員で、オフィス内をウロウロしたり、
ラジオやワンセグで、情報を集めた。
みるみる、路線の運行見合わせ、津波の情報が、流れた。
今宵は、去年から取り掛かった物理学の参考書の納品が終わり、
お客様と飲む予定だったが、中止。
その電話すらなかなかつながらなった。
太平洋沿岸、もうスマトラ島のような状態だ。
しかし、予兆はあった。
「もう大地震が近い、と警戒の必要がある」と。
そして、今日、オフィスのトイレで、水が、あふれていた。
詰まっているのかと、清掃員が、調整していたが、
どうもこれはダメダと、顔をしかめていた。
つまり、プレートのずれで、津波が始まり、汚水管をすでに、
逆流し始めていたのだ。
その数分後に、地震は起きた。
その証拠に、帰宅後、サダチル城のマンションでも、トイレの汚水が、逆戻りしたかのような、
跡があり、水浸し。
このように、逆流現象が起きるのが、危険信号なんだ!
俺も、去年、帯状疱疹をわずらったとき、ヘソのゴミが、逆流するかのごとく、
塊がでてきた、そのまま、病状が、悪くなり、
俺は、全治3週間の病気になった。
そして、右脇腹の神経を損傷しちまった。
まさに、水路にきっと異常が起きていたわけだ。
相当、水位が上がっていたと思われる。
さらに、福島の原発もヤバイ。
福島の大熊町は、母親の故郷で、小さい頃、
盆帰りしたものだ。
あのころから、海は荒れていた。
原発ができたころから、浜辺に大きな、石が打ち上げられるようになり、
どんどん、荒れていった。
とうとう、小さい頃から恐れていた、関東大震災の再来的なものがきたんだね。
では、核シェルターに避難します。