先週から延期していた、ガスの点検が、ちょうど、地震のつぎの日でよかった。
先週は、風邪で寝込んでいたから、1週間延ばしてもらっていた。
風邪も、当初の薬がきかなくて、
違う薬に変えてもらい、やっと効き目が現れた。
福島に茨城に、まさに俺の父母の故郷が、倒壊しちまった。
相馬は、祖母の葬儀でいったときがある。
また、夏休みに、相馬焼という陶器が有名で、轆轤(ろくろ)を回すのを、
体験したのを覚えている。
茨城は、広大な農家で、亡き父が眠っている。
橋が崩れ落ちたのをテレビでやってる。
一夜明けて、とんでもない地震だったことを、映しだしている。
地盤沈下で、相馬が沈んだ。
規模のでかさに驚いている。
阪神のときもすごかったが、
また、違う地震の被害のようだ。
昨夜は、帰宅後、ガスが止まっていた。
調理できないと思い、缶詰、ハムを買っておいた。
カップめんすら、お湯がないから、作れないし。
そこへ、友人から安否を問うメールがきた。
「ガスが使えないんだ」と尋ねると、
彼もマンションの12階に住んでるらしく、同じ症状だったそうで、
復旧の仕方を教えてくれた。
いや、助かった。
エレベータは動かないし、ガスも使えないと、結局、コンビニ難民と、かわらないからね。
で、今朝、ガス会社の人がきて、点検をしてくれた。
「ばっちりです、ガスもれありません」と、
真面目な口調で、
帰っていった。
どんどん、被害が拡大してるな。
やはり、こういうのもなんだけど、ビル火災とか、道路の倒壊なら、
火を消し止めるとか、その場に居合わせなければいいけど、
原発で、臨界事故にでもなると、これは、性質がわるい。
先日、稲毛の放射線研究所へ、仕事で、行ってきた。
10年前の茨城の臨界事故のとき、ここへ運びこまれたそうだ。
広い、研究所の敷地内に、大きな病院もある。
なんだか、本当、いろいろ、因果がめぐってる。
故郷は被害の大きかった茨城、福島の父母を持ち、
原発も非常事態で、
仕事は、放射線の権威のある関係者と今、
本を作り始めているところ。
重症の患者さんは、ここで、治療するそうだ。
原発がないと、生活は麻痺してしまう、
しかし、放射線漏れとい恐ろしい、リスクがある。
だからこそ、そんなときの治療を研究している人たちがいることを、
書物をとおして、認識を広めないとね。