サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

浅草うろうろ

 
花粉飛び交う春はキツイぜ!
おまけに、アレルギー性の咳で、かなりつらい状況。
 
夜は、あったかいもの食いにと、浅草「ひょうたんなべ」へと。
 
雷門すぐそばの、おでんと季節料理の店。
 
千亀女という芋焼酎が、なかなかうまかった。
そして、きわめつけは、ぶりのカマ焼き
天然もので、超でかい。
 
実家にいたころ、何度か夕飯で、食ったとき以来、
実に、30年以上もこういう、食いものには、ありつけなかった。
 
鯛、鮪のカマは、そこそこ手に入るが、
ブリは、なかなか、入手困難だし、
大きいから、家庭のお魚コンロでは、
焼くのが難しいだろう。
 
夜は、まだまだ寒い。
この寒さは、多少、核の冬の影響でもあるのか。
 
ちょうど今、稲毛の放射線研究所の先生と仕事をしている。
11年前の茨城県JOC臨界事故での被曝患者さんも、ここへ運び込まれた。
そして、今回の福島から2名、作業員が被ばくし、
この研究所の敷地内の病院へ搬送されてきた。
 
陰ながら、自分にできることは、
今、製作中のテキストで、放射線と生活は、常に、一体化していることを、
理解して、また、その事故で被ばくなどの際は、治療方法が、
日夜研究されていることも、もっと認知してもらうことだろう。
年1回、4月に、この放射線研究所は、一般公開されるそうだ。
 
ぜひ、こんなときこそ、改めて、原発の安全性を高めるには、どうすべきか、
また、今回のような想定を上回る、大きな災害で、
安全性を守れなかったときに、
報道で、いろんな発表があるたび、国民は惑わされ、不安になり、混乱を防ぐためにも、
放射線と向き合う機会を、一般の人も、足を運んで、
認識を持つといいのだろう。
 
薄明かりの提灯ともる、下町。浅草雷門。
仲間と平和に、一杯やれるこのささやかな暮らしも、
原発放射線のともしびに、ささえられているんだね。