サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

内科は無いか?~老化現象シリーズ③

 
ようやく、病気療養の3連休も明けるかと思ったが、甘かった。
今度は、お腹をやられてしまった。
 
先週の木曜から、ずっと、納豆、いわし、わかめ、ほうれん草、とろろ、煮干し汁
と、あっさりした食事で、血圧対策メニューとしていた。
 
だいぶ鼻血も収まったので、肉はいきなりどうかと思い
ちょうど、旬の牡蠣がそろそろシーズン末期なんで、
食っておこうと、続けてしまった。
 
播磨灘の生牡蠣
さぼてんのカキフライ
と、連日、カキを食した。
 
カキに当たったせいかどうかは、医者にもわからないが、
カキで当たるということは、
お腹に異常があったということでもあるのだ。
 
つまり、カキの菌に反応する部分があったからだという。
 
それに、止血の薬もお腹に影響していたのは、否めない。
 
それで、結局、今日も、会社を休んで、通院となった。
行きつけの内科へいった。
ここは、先週の水曜日、二度目の鼻血を起こしたときの、
行きつけの耳鼻科と同じ病院の内科なんだ。
 
行きつけの医者があると、
内科は無いか?」
ナンテ、
迷うことなく、通院できる。
 
看護婦さんも、診察券を出すや否や、
先週の水曜日を思い出したようで、
「鼻血止まりましたか?」
と聞いてくれた。
 
「結局、あの後も夜中に出血したんで、大学病院いきました」
というと、
「精密検査に行ったのですか?」
と、あの日も、精密検査を進められていたので、確認していたが、
「いや、血圧も高くないし、鼻みたらすぐに、この血管焼けば速いよと言われたんで」
と、会話を交わし、
内科の診察室へ行き、聴診器あてるとき、
俺の上半身ヌードを見られてしまった。
 
だいぶ前の話だが、アトピー性皮膚炎が酷くて、全身にできたとき、
女子医大で、女医さんが圧倒的に多い病院で、
「ずぼん下してください」
と言われ、ためらったこともあった。
すると、
「診察なんだから、脱いでって、言ってるの!」
と、女医先生も少し、言葉を荒立てたこともあった。
 
しかし、その次から、その先生は、
「今日は、ズボンは下ろさなくていいわ」
と、俺のシャイな性格を見抜いて、全身は、見なくなり、
やがて、男性の先生に担当医が変わった。
 
あ~、ようやく、こんな笑い話も、ブログに書けるようになった。
 
我唯足知
 
大学のゼミの教授が、教授の著書買ったときに、
裏表紙に、サインと、この言葉を添えてくれた。
 
最近、ふと、この言葉を思い出す。
 
欲をかかず、今ある範囲で、生きることの満足とすればいい。
 
膝がダメなら、上体で、球種をいろいろブレンドしたテニスをすりゃいいじゃんって思った。
 
テニスができないなら、俺には、ギターが、あるじゃん。
 
眼がだめなら、手探りで、なるべくPCとか見ないで、ブラインドタッチで、やりゃいんだ。
 
鼻がダメなら、口で、息して、生きられる。
 
老化は、これからも進むだろう。
そして、あちこち、機能が低下し、失われ、動く部分が減っていくだろう。
 
その残された部分で、生きて行かなくてはならない。
我、ただ 足るを 知る
この言葉が、ずしりと、今の俺にマッチする。
 
 
若葉のひと」 作詞・作曲 小田和正
 
まるで 奇跡のような笑顔で
日射しの中 君は コロコロと笑う
 
ただ されだけのことが ボクを
信じられないくらい 幸せにする
 
ほんの 他愛のない 言葉のむこうに
ボクの知らない 君の顔が見える
 
何度も 何度も 君に恋をする
でもそれは まだ君に 気づかれていない
どこまでも 今が 続いてゆけば いいのに
時がこのまま 止まってしまえば いいのに
 
 
病気で体が弱ると、
精神的な愛情の大切さに気が付くもんだね。
それは、淡い、中学生ぐらいまでの、
純粋な気持ちに、ひとしいのではなかろうか?
もちろん、身体が弱ると、身の周りのことをやってもらう、手助けも必要ではある。。。しかし...
 
その気持ちこそ永遠で、
大人になってからのことなんて、
自分を満たすための、自己愛にほかならないから、
いつしか、経済面、老化による身体の衰え、
によって、お互い、相手を思いやることを見失ってしまうのではなかろうか?