サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

てげてげ

疲労困憊。
眠いし
昨日のテニスで、かなり消耗したようだ。
夏も終わりに近づき、さほど暑いと思わなかったが、
途中、軽い熱中症状態だった可能性がある。
 
この2年間、取り組んできた、スピンサーブも、
だいぶ縦回転がかかるようになり、
バウンド後、跳ねる回数が増えてきた。
 
一夜明けて、
今日は、今頃、夏バテのような疲労感を感じ、
帰り道、一年ぶりにとある居酒屋へ行った。
 
タコから揚げが、最高に旨い!
 
マスターも相変わらず、ねじり鉢巻きをして、
細い体で、がんばっていたが、
「耳が遠くなってね」と、語っていた。
 
消費税が8%になったこと以外は、何も変わらず、
俺は、カウンターの隅へとおされ、ここも当時は、指定席だった。
以前は、音楽仲間が、
ライブの前に、
ここで、気合入れに、一杯に立ち寄ったもんだな。
月に一度は、そんな集まりがあったのに、
今はもうない。
 
4,5年は、そんなことをやっていたんだろうな。
 
当時は、飲んだことが無かったのだが、
気になる焼酎があった。
芋焼酎ある?」と聞くと、
「ロックかい?濃いの、ふつうのあるけど」とマスターが。
「ふつうで、ロック」というと、
てげてげ、ロック」と、マスターが、スタッフにオーダーを通した。
 
てげてげ、とは、
宮崎弁で、
「適当に」
とかいう意味のようだ。
 
グラスに透明の氷と、芋焼酎が、
なんともこの疲れた体を、癒すかのように、
現れた。
 
芋焼酎疲労回復や血行にと、銘柄次第では、
飲み分けされることもあるようだ。
 
50回目の夏を、超えて、
披露困憊の体に、
この「てげてげ」が、ちょうどよく思えた。
 
そうさな、なんでも一所懸命の俺だったけど、
小さい頃は、「適当にやろうぜ」なんて、いい加減なことを言っては、
学校で、先生に叱られていた自分を思い出す。
 
でも、そんな「適当に」が、本当の自然体の俺なのかもしれない。
 
「適当に」
「てげてげに」
か。