10時ぐらいか、起床は。
11時になると、セブンの商品が、立ち並ぶ頃。
正月用品は、高くなるんで、なかなか手がでない。
ましてやマグロは、もう20年ぐらい、
まともなのを、正月に食っていない。
値段が吊り上り、魚屋も、お手上げだろう。
ろくでもない、バチマグロを仕入れて、
冷凍したまま売るしかない。
何年か前も、相棒と、
酔っ払ったついでに、アメ横で、
「4000円の2000円でいいよ」
なんて、出鱈目の大トロマグロつかまされて、大失敗。
しかし、今年は、ついに、
まともなマグロに当たった!
やはり昭和の最盛期から、
一度は、つぶれたデパートだが、
こうして、デパ地下を改造し、
再生した、その店舗の名店のラインナップは、
ぐんを抜いている。
引けを取らない、商品力だ。
先日、ぶらり立ち寄った商店街にも出向くと、
いつもなら、コンロの上で、煮えたぎる鍋が、
すでに、灯は落として、
ビニールにつめて、ぽつねん(夏目漱石風の表現です)と、置いてあった煮込み。
店先は混んでいて、順番を待ち、
やがて、店主が、
「どうぞ」と。
「煮込みある」と、聞くと、
「このくるんでるので終わり」と。
まさに、偶然をよそおい、取り置きしてくれていたかのような、
そんな義理堅さが、昭和男児だよな。
「300より多いけど、いつもの値段でいいや」と。
年末、仕入れも終わってるのに、
こうして、
「あいつくるかも」みたいなぐらいの気持ちで、
取り置きしておいてくれたのかもね。
たとえ、それが、俺の思い過ごしでも、
俺の思い通りの年末年始の材料がそろったんだから、いいじゃないか。
年始のテニスは、まだ確定できない。
メンバーが集まらないようだ。
是非、来てもらいたいもんだ。