お正月休みも、もう終盤。
8連休もあるのか~なんて思っていたのに、
あと1か月ぐらい休みだったらいいのに。
社会人になってから、正月明けの休みが、
ほんと、辛くてね。
正月グルメの話になるけど、
最近じゃ、鈴廣の蒲鉾様も、
セブンで売ってる時代だ。
箱根湯本で、お土産に買う必要もなくなっちまったの~。
もう一つ、お正月に欠かせないのが、
ハム。
俺は、ホワイトロースが好きだ。
メーカーさえ、しっかりしたところなら、
さほど、当たりはずれのないものではある。
子供のころは、マグロや寿司なんかより、
ハムを手づかみで、つまんでは、
子供同士で、遊んでいるのが正月の一番の楽しみだった。
玉子焼きも最近では、コンビニで、毎日のように供給されているから、
へたに、正月用のどこぞの老舗のを買うと、
生々しさに、ちょっと違和感感じるな。
今日で、ほぼ、正月用のマグロ、蛸、も切れちまった。
今年の本マグロは、10数年ぶりに当たりに巡り合えた。
さすが、浅草。
いつまでも、昭和の食文化を継承していてほしい。
魚類と違って、
肉類は、正月も普段と値段は変わらない。
そういう意味では、ハムは、貯蔵もしやすいし、いいだろう。
八海山のワンカップも、売り出したんだな。
その昔、スキー場のゲレンデの民宿で、
一升瓶から、コップについでくれた、
あの民宿のオヤジからのルートしかなくて、
湯沢駅にも、どこぞの酒屋にも、20年前は、なかったのに。
その民宿経由で、毎月、二本ずつ取り寄せた時期もあったな。
正月は、昼から酒飲んで、
テレビで、箱根駅伝なんかが、いいね。
学生たちが、新年早々、寒い山間を、
走る姿は、さわやかだ。
今年は、往路変更ルートではあったが、
山の神とまで言われた柏原の記録が更新された。
いい若者が、増えているのなら、それでいいようjに思う。
一人で、数人分ぐらいの価値ある子供が、
世の中に、生まれてきているのかもしれない。
安倍もオバマも角番ってとこだ。
希少性ある、若い世代が、カギを握るのだろうか。
NHK紅白見てても、
「仲間がどうだの、皆いっしょにだの、一人じゃないだの」
紅白のテーマ然り、アーチストの歌詞にしても、
一体何を、訴えているのだろうか?
「自分の力で、何もできないのかい?」
って、なんで、主張しないんだろうね。
毎年のように、司会のタレントは、噛みまくって、
去年はまだ、涙ボロボロで、よかったけど、
今年は、開きなおっていたって感じだ。
見ていて、ムカつく。
去年の綾瀬のほうが、謙虚な女らしくてよかった。
こうして、タレントの質もどんどん下がっていく。
もはや、プロフェッショナルなんて、どこにもないなじゃないかとさえ思えてくる。
来年の紅白はぜひ、
「自分の力でなんでもできる」
みたいなテーマで、やってくださいよ。
「一人じゃできない、一人じゃできない」って、
その教育やメディアが、間違っているんだよ。
今日は、夕方、浅草EKIMISEのデパ地下で、
寿司がほしくて、買いに出向いた。
すると、いつもなない、焼きイカの店がきていた。
それと、酒買って、
すでに、手荷物が3つになっていた。
最後に、ホワイトロースを買うと、店員が、
「兄さん、一つにまとめてあげようか」
という。
でも俺は、近所なんで、
「大丈夫ですよ」
と答えて、歩き出した。
すると、もう一度、大きな声で、
「お兄さん、ちょっと待ってよ」と。
呼び寄せられ、
大きな手提げ袋に、全部、きれいに入れなおしてくれた。
どこの店舗も、自分とこの商品さえ売れりゃいい、最後のレジで、どうせまとめる、
そう思っているに違いない。
しかし、二度までも、呼び寄せてまで、
長年の老舗のデパートの意地なのだろうか?
きちんと一個の袋に入れてくれた。
つまりね、ただ、お愛想で、
「1つになろう、1人じゃないよ」なんて、偽善より、
こんな下町、昭和の代表たるデパ地下が、
今なおこうして、
俺みたいなちょっとした客でも、
包みひとつ、さぼらずに、
瓶ものは、ちゃんと緩衝材にくるみ、
あちこち、買い物して、最後に回ってきて、食いついてくれた、客にでさえ、
全部の店舗の商品を包み直す。
その姿が、立派じゃないか。
店員さんが、
「お寿司が、斜めにもっちゃかわいそう」と。
俺は、それより、今日買ったデパ地下店舗の中で、一番安上がりだった、
「ここのハムのが、かわいそうだよ」と、買い言葉を返した。