サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

今時のオールスター~、夏休み開始の子供たちへ

暑い陽射し、ギラギラの海、故郷の山
なんてのが、夏の思い出に、多くの人があてはまるのは、
昭和の俺あたりが、最後の世代かもしれない。

そんな、夏休みの子供時代の
イベントで、

当時は、テレビ放映前に、風呂も済ませ、
かじりついてみていたもんだ。

王、長嶋が、いつもいた。
高田繁が、ゲーム前のエキシビジョンで、
俊足を競うダイヤモンドリレー、
強肩を競う、外野からの遠投、
で、毎度、俺の目を引いた。

阪急ブレーブスが存在していた頃、
福本豊が、
田淵のホームランを、
金網のフェンスをよじ登り、
阻止した。

プレー違反じゃないかと、
一時的に中断したが、結果はアウト!

同じく、阪急の山田久志が、
スカイラブ投法で、
好投し、セリーグを牛耳る。

俺の中では、いつも、
オールスターは、
巨人 vs. 阪急
だった。

そんな夏休みの最初の楽しみのプロ野球を見ていたのも、
せいぜい、二十歳ぐらいまでか。
江川卓が、江夏豊の9者連続三振の大記録に迫るかと、
いうところを、最後の最後で、
近鉄 大石に内野ゴロで、大記録に並ばなかったのが、
最後の記憶だ。
江川らしいね、最後の最後で、
カーブを投げて、打たれた、とか言っているところが、
どこか、この男、高校野球時代から、怪物ではあるが、
本物の野球人ではない。

球界を長年、プロデビュー前から、
騒がせつつも、
いざ、プロのマウンドにたつも、
どこか、はぐれ者だったように、
俺の目には映る。

夏休みのちびっ子に
うけるタイプではない。

それより、巨人が、江川獲得のため、
犠牲にした、小林繁のほうが、
どんなにか、
あのサイドスローn個性的な投球術が、
ちびっ子のキャッチボールで、
真似られたことか。

近年、優秀なプロ野球選手は、
メジャーリーグへいってしまう。

その動きも子供たちからすれば、
野球離れし、サッカーへ行ったり、
野球なんて、魅力のないものに、
印象づけるきっかけとなりかねない。

野球とまではいかなくても、
週末、
お父さんとキャッチボールなんて、
光景が、昭和の姿だったのではなかろうか?

かといって、路地裏で、
父子2人で、
サッカーボール蹴りっこなんて、光景もない。

何も語らなくても、
親父と、夕方、飯前に、
キャッチボールするだけで、
十分なコミュニケーションだった。

阪急の山田久志の真似して、
アンダースローで、投げてみたりね。

今日は、久々に、ラケットのストリングを張り替えた。
御徒町まで、チャリで、ストリング買にいった。
錦織がメディアで、注目あびるほど、一般テニスの界隈は、
テニスなんて、ブームではないようだと思う。

テニスは野球と違って、
路地で、キャッチボールのように、
なかなか、父子で、できるものではない。

親父が、キャッチャーで、
息子が、ピッチャー、
いいボール投げると、
「ストライク」とかって、
親父が言う。

そんなコミュニケーションに、テニスはならないね。
だから、
錦織がメディアで騒がれるほど、
プロ野球のON(王、 長嶋)のような、
フィーバーに結びつかないのだろう。

一方で、
俺の目で見た、今の
なんだか、
メジャーにいい選手もっていかれた、
ある意味、二軍みたいな世界にさえ思えてしまう。

スタープレーヤーらしい、選手がいない。
長嶋
高田
堀内
山田
福本
田淵
江夏
平松
星野
山本浩
衣笠
外木場
東尾

熱い男たちが、たくさんいたもんだ。
ほんと、だらしねえ、日本の現実。

ちゃらちゃらした、アイドルの追っかけしてるんだから、
当然だろうな。

まさに、テニスの錦織、
侍のような姿だ。

去年、全米で、決勝まで進んだあの雄姿。

怪我さえしなけりゃ、
今年も、いいところまで行くだろう。

今日は、一年ぶりに、
立ち寄った、鰻屋が、つぶれていた。

国産うなぎを、串にさし、
炭火で、外で焼いてくれる。

立ち飲み相手にもったいないぐらいだった。
でも、そのスタイルが受けていたんだろう。

しかし、時代のせいか、
うなぎ乱獲の影響か、
店をしめていた。