リオ五輪、盛り上がりの場面が今朝、来たようだ。
日本男子団体金メダル、12年振りの快挙以上に、
明け方の個人総合は、
多くの人々が、これほどまでに、
日本の体操界の歴史、それは、
塚原の月面宙返りの発明で、世界を圧巻、
加藤澤男以来の44年も遠ざかった史実。
俺自身、小学生の頃、塚原の月面宙返りが、
新聞に分解写真で出ていたのを、
切り抜いてとっておいたものだ。
そのスキルの高さは、一般人での評価は、
さほど高くはなかったのではなかろうか?
4年後のロンドンでは、個人総合で金メダル。
そして、世界体操では、6連覇中。
しかし、体操のテレビ中継なんて、
夜中にハイライトで、やるぐらいしかないから、
なかなか、その凄さが伝わらないのではなかろうか。
巷のスポーツ番組では、
ゴルフは、アイドルゴルファー的な女子ばかりを追っかけるし、
プロ野球は、始球式の女性タレントを客寄せパンダ替わりにしないと、
集客も今一つのようで。
地道にコツコツの真の勇者に、
カメラは、向いていない。
しかし、今朝の、男子個人総合の体操は、
そんなぶれた目線を、
軌道修正させる、きっかけになったのではないかね?
日本国民はどこを向いて、歩いているのだろう?
都知事もとうとう、女性に、おんぶしないとだめな時代に。
だらしない、日本の男たち文化。
男尊女卑にあぐらをかき、
何も努力をしなかった男たちの、堕落。
プリブル的な、昭和生まれのお坊ちゃんたち、
ゆとり世代の平成生まれの社会進出。
なにもかも、男の根性、俺は男だ、孤高のヒーロー、
これらから、かけ離れた、人類なのだ。
しかし、内村は、決して、性格は派手には思えないが、
体操の演技で、
侍、大和魂、
そんな男のプライドを呼び起こすセンセーショナルな、
存在を、今回の治安の悪い悪条件の5輪で、
体操選手として、円熟の
パフォーマンスで、見せつけたのではなかろうか。
最後の種目の鉄棒の演技の直後、
腰を抑え、苦しそうな表情を見せた。
怪我を冒してまでの、
金メダルという結果を取りに行く姿。
今時のジャパニーズ・サラリーマンでは、ありあえない。
さあ、夏の5連休なんて、数十年ぶりだ。
ひとまずの区切りで、
ボトル入れて、一杯。猛暑をぶっ飛ばせ!