サダんま Cover Collection No.3~酒と泪と男と女
サダんま 再活動第3弾
2017年、お届けする最初の作品は、
48歳の若さで、逝去した、フォークシンガー。
この曲を聴いたのは、中学生の時。
ようやく、親に、YAMAHAのギター買ってもらって、
まだ、ぜんぜん、弾けないころだった。
追悼番組で、本人が語っていた。
「ステージで、``じゃらん"とギターを鳴らすだけでさえ、難しい」と。
なるほど、俺も、6年前まで、ライブハウスへ出入りしていたが、
確かに、そう簡単に、思い通り、弾けないものだと実感した。
今も、スタジオ練習でさえ、何回もテイクを繰り返しては、
ミスを修正し、完成度を上げていく作業だ。
この「酒と泪と男と女」は、
わりと演歌っぽい、フォークソングかな?
カラオケで、オハコにしている人もさぞかし、多いことでしょう。
これ以外も、河島の作品では、「時代おくれ」なんてのも好きだ。
今回のギターワークは、ソロギターで、以前から練習していたこともあり、
アコギ2本のアレンジで、仕上げた。
まあ、下手な芸人よりも、このサダんま2人のギター漫談風のエンタメは、面白い。
一緒にいても、スマホの画面覗き込んで、会話もしない人達を、みかけますね。
下手な、対話で、関係悪化を恐れているのでしょうかね?
向いあっているのに、各々、画面の中のメールを見たり、ゲームしてたり。
そんな現代のコミュニケーションにおいて、
「酒」も飲まない、「涙」も出ないのかもしれない。
「男」も「女」も差はないのかもしれない。
改めて、時代の変化とともに、
人間同士の交わり方も変わってきたんだなと思うぜ。
河島の渋い、イントロで始まるこの曲が、今だからこそ、
カラオケで、マイク握りしめて、仲間と酔いしれたり、
アコギの温もり感じながら、弾き語りの楽しさを味わえる、
コミュニケーション・ツール
として、提案したい。