サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

虎の眼

昨夜、何の気なしにテレビをつけると、
ロッキー3をやっていた。
字幕でした。
戦うことを退き、
普通の幸せに気がついたロッキー。
しかし、次なる挑戦者が挑発をする。
友人アポロが、そんなロッキーに何かを気がつかせようと
スラム街のようなところでの練習を試みる。

先週、会社でこんなことがあった。
ある部下が
「サダチルさん、厳しいってみんな言ってますよ。」
と。
しかし、どうもこの言葉が腑に落ちなかった。
この頃、サダチルは、ハッピーな気分でいるので、
あまり部下に注意を与えることはなかった。
いろいろ探ると
どうやら、
今年の新入社員教育をサダチルを遠ざけようという狙いのようだ。
そんなことしてる余裕なんかない部署なのに。
サダの部署は全国ネットでやっているため、
結構、受注も安定し、忙しいのである。
それを、トップのサダをはずして、
半端な社員に教育させようという目論見があったようだ。
サダは感じた。
皆は、忘れているんだ。ハングリー精神を。
当たり前のように、会社へいき、
決まった時間働いていればいいと。

ロッキー4では、友人アポロが試合で死んでしまう。
思えば、学生時代に、野郎3人で見に行った。
野郎だけで見に行ける映画も今の時代なくなってしまったのではないか。
つまり、あしたのジョーとかもそうでさ。
現実にあんな男とは暮らせなくても、
あの男気、きっと女性たちが惹かれたのはそういうところだろう。
今、家庭を持って、いろんな面での苦労を抱えているひとたち、
結婚して必ずしもいいことばかりでないということもわかって、
改めて、こうした、ハングリーな価値観を見つめなおすときではないか。
そうだな、家庭料理一所懸命な人、反面、コンビにで育った世代が音になり始めている。
そんなわけで、結婚、恋愛も多様化したのだろう。
だから、男と女という結びつき方も難しくなったんだな。