さすがに、今日は、酒が残った。
昨日の飲み会が、いかに、盛り上がったかを、物語っていた。
が、どうにか、ストリングも張り替えて、参加できた。
今回は、テニスの世界王者、ロジャー・フェデラーの使っているという、
ハイブリッドストリングだ。
そして、ウィンブルドンでは、金のマークの入った白いシューズやジャケットを着て、
王者フェデラーが入場するシーンはすっかり、一年一度の行事ともいうべきセレモニーだ。
たしかに、ウィンブルドン6連覇こそならなかったのは、おしいところだ。
ビヨン・ボルグの記録を破れればと、いう反面、ボルグの記録が破れないでほしい、という思い、
テニスファンなら、このジレンマは、よくおわかりだろう。
今日は、リバーサイド運動場は、風が強くて、ボールが、風で、予測外の変化をし、
やりづらかった。
だけど、そのせいではない。
自分のプレーがいまいちな状態なのは、確かだ。
いろんな顔ぶれの人も来ていて、コートサイドでの話もはずんだ。
そして、このリバー。
俺が、中学のとき、1年半のプレハブ時代に、
体育の授業をしにきた、場所。
30年前からの思い出の場所が、今なお、こうして、
現役で、週末、俺の名義で、コートが確保できて、
いろんな人が集まってきてくれる。うれしい限りだ。
今日は、昨日の酒が残り、飲み会へは不参加で、すいまちぇん。
でも、何かこのリバーの風が運んできた、やさしさに触れた気がした。