サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

夏休み3日目

待ちに待った、フォークユニットとしてのレコーディング。
いつものスタジオがとれずに、
錦糸町島村楽器をえんま大王さんが開拓。
店員がとても親切。
店内の案内のときも、
会員登録カードを記入した用紙をきちんと裏返して、
席を立つあたりは教育が行き届いている証拠。
音が漏れるのはいまいちだが、綺麗なスタジオだった。
サダのレコマシンは、1人用の弾き語りと重ね録りタイプ。
2人でやるには、ギターが差し込めない。
しかし、ミキサーとLINEでつないだらうまくいったので、順調に
4曲、なんとか形になった。
これで、サダんま(SADENMA)のCDミニアルバムがお披露目できる。
えんま大王さんのボーカルは迫力がある。
かなりのdB(デシベ)で、インジケータが大きく反応する。
気持ちも新たに、違う場所でやるのもいいな。
亀戸で、新幹線の切符を買い、
疲れたので、スタバで一休み。
行きのバスで、亀戸降りるとき、携帯を落としたのに気がつかず、
「あーもしもし」と
高年の女性が拾っておいかけてきた。
ありがたや。
帰りのバスでは、
バックパックを下車前に背負おうとしたら、どうも左肩側のたすきに腕をとおせずにいたら、
後ろの座席のおばさんが、引っ張り上げてくれて、
「ねじれちゃってるよ」といいながら、助けてくれた。
なんてみな、優しいんだろう。
夕飯は、勢いで、やはりもつ焼きへ。
明日からの旅のはなむけに、1杯やって、東京を離れるのがいいと思った。

サダチルは小さい頃からビートルズが好きだった。
オリジナルアルバムよりもレアな海賊版のライブを、
新宿あたりへよく探しにいったものだ。
思えば、サダんまのサウンドには随所に、
リバプールサウンドの味付けがある。
大して弾けないサダチルのリードギターは、
ジョージ・ハリソンの細い音色のリードに似ている。
えんまさんのストロークは、
ジョンがアコギを弾く、ギブソンの音色に似ている。
そして、2人の絶妙のハモリ。
60年代の録音を彷彿させる味わいがある。
70年代のかぐや姫あたりを意識してきたが、
こんなところに、自分の潜在的な志向が出るんだなと思った。
また、こんど時間をかけて録音すればもっといいものに仕上がるだろう。

では、明日から大阪1人旅。
天気はいまいちのようだ。
でもとにかく、どこかで1人になって
リセットしたいんだ。