サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

サマピ・フォーエヴァー⑧~最終回~

3週間かけて、特集しました、 サマピ・フォーエヴァ
いよいよ最終回です。

サダチル30年間の人生の片隅にいつもあった、「拓郎&かぐや姫つま恋」ライブ。

時空を超えて、とても、ピュアな気持ちで、このイベントに参加できたことを、快く思っている。

最後のゲストは、小田和正

この日は、小田のバースデーでもあった。
「今年の誕生日は、こうせつに預ける」と、嫌味のない人柄が、とてもいいと思った。

オフコースもまた、赤い鳥と同様に、このつま恋で、ヤマハポプコン出身である。
デビュー曲「群集の中で」は、オリジナルではなかった。
相方、鈴木康博が、昨年、還暦ライブで語っていたが、当時、新人でデビューすると、決まって、ある人が、♪どうして人は生きるの♪みたいなテーマの作詞家が書いた曲をやらせれていたようだ。

小田「そんな売れないオフコースかぐや姫は同じ事務所で」
小田「かぐや姫前座にしたら、チケットが完売しました。そのご恩を今日返そうかと思う」
こうせつ「そんなことがあったの?」
小田「そっち側から見れば、そんなもんだと思った」

伊勢も登場し、3人で、かぐや姫の「ひとりきり」

そして、松山千春の長いトークで、時間がおしてしまい、1曲カットとなったようだ。

ラストは、「今日もどこかで」

♪「誰かがいつも君を見ている」♪
とてもいいフレーズでした。


イメージ 1


小田へアンコールが鳴り止まない中、

こせつもさすがに、今度は無言で、自分の曲を始め、締めに入った。

こうせつの最近のツアーで盛り上がる「満天の星」は、テレビでは放映されなかったね。
実は、このとき、こうせつが、ステージ両サイドへと駆け巡り、みんなと一緒に盛りがったのだが
音響のミスで、こうせつが、ギターを置いて、無線マイクに持ち替えたとき、マイクが入ってなくて、聞こえていませんでした。今日一番の盛り上がりの場面で、最大のミスだったな!

アンコールで、最後は、 「あの日の空よ」 サマーピクニックで、ずっと歌われてきた、テーマソング。
ゲストが全員集合。

この世代は、本当に元気だと思った。

結束力があり、嫌味がなくて、純真さを、蘇らせてくれる。

世の中って、実は、陰険な、自己中心的な醜いサバイバルをしているのに。

そして、音楽を愛する者も、アマチュアとて、こんなピュアな人たちは、数少ないのではないかな?

サダチルは、ただの趣味でギターを弾いてるだけ。

自分が、14歳で目覚めた、風の「22才の別れ」の生音(NHK夕べの広場の特番)。
しかし、そんな夢をくれた伊勢正三氏も、80年代はほとんど仕事もしていなかったり、「歌うことが苦しいと思った」と綴った曲もある。最近のコンサートでも、「昔のような曲を作れといわれても、今の自分にない世界を作ることはできない」ようなことも語っている。

誰が、祖国を2つに分けたの?(イムジン河 by フォークル)

この歌詞のように、

誰が、リーマンショックを引き起こしたの?

誰が、世の中を悪くしたの?

誰が、怒りや憎しみを抱く者を創出したの?


このつま恋のビッグイベントの終わりに、夜空に舞い上がった花火。

改めて、平和の象徴として、南こうせつというアーチストが貢献してきたことを、
伝えられればいいと思う。


イメージ 2