久々に、渋谷駅へ降り立った、サダチル
リンゴ・スターが来日した、2016年のハロウィン当日、以来だ。
渋谷ハチ公前では、なにやら、「Free Hugs!」というプラカードを持った人たちが、目についた。
一体何だろう。
テレビドラマの真似で、ハグシーンでも、無料でやるのかな?
俺って、遅れているんだろうな~っと思った。
そして、目的地へ足を速めた。
渋谷オーチャード・ホール。
この日は、
コンサート
2015年のデビュー40周年コンサートで、神戸、東京と、
オーケストレイト・コンサートを開催して、
その後、2016年夏の頃までは、アコースティック・ライブを開催を最後に、
1年数か月のライブ活動休養をしていたのだった。
それでも、記念ライブのDVD製作や、来生のファンだったというさくらももこ とのコラボアルバムの制作をしていたという。
コンサート会場では、先行発売となった、
40th Aniversary Synphonic Consert 夢のあとさき
が、あったので、購入した。
サダチルも、いつか、オーケストレイト・セッションでもやってみたい気分だ。
やっぱ、音楽の行きつくところは、クラッシクだよな~。
俺は、神戸と東京の両方、見に行ったが、
DVDでは、東京と神奈川のみの収録のようだ。
それと同じ、音源が、CD化されて、梱包されている、
なかなか、贅沢なアルバムだ。
ライブのDVDは、家で見たいし、
CD音源は、車やスマホで聴きたいなんて、ユーザに最適
さあ、休養後の来生のライブは!
ここ数年、ライブで演奏した曲は、わずかで、
比較的、模様替えした感じだ。
もちろん、
・夢の途中
・Good Bye Day
などは外さない。
中森明菜へ提供した
「セカンド・ラブ」
は、
実は、大橋純子さんから1曲オファーのあった「シルエット・ロマンス」で、
ヒットしたから、
次も来るであろうと準備していた曲だったのだが、オファーが無く、
明菜の曲にしたというエピソードも、面白かった
そして、コンサートはいつもどおり、淡々と進行し、
アンコール
いつもは、すぐに出てくるのに、結構、時間をおいて、
来生は、センターで、初めて、スタンドマイクで、ボーカリストのスタイルで、
ナント
「気分は逆光線」
を披露してくれた。
俺が高校時代に、Good Bye Dayで、初めて、来生の存在を知り、
その直後、ヒットした曲だ。
何回、見に行っても演奏されなかったが、
ようやく、見ることが出来た。
やはり、Good Bye Dayに次ぐ、いい曲だ。
そして、来生にしては、長めのコンサートの最後は、
「私の世代の方なら、誰もがご存じの曲です。今、一番、歌いたい曲です」
というMCで締めた。
昭和44年、日本レコード大賞受賞曲
歌: 佐良直美
あの晩あの子の顔も忘れて
あの晩あなたに抱かれた私
わるい女だと人は言うけれど
いいじゃないの今が良けりゃ
あの朝あなたは煙草をくわえ
あの朝ひとりで夢みた私
浮気な女だと人は言うけれど
いいじゃないの楽しければ
いつもなら、デビュー曲「浅い夢」で、エンディングなのだが、
まさかの、カヴァー曲だった。
ある種の心理学のような、この歌詞。
束縛されず、自由に生きる、
それは、悪い人だと、避難されることでもある。
人は、他人のために生きているのか?
それを意識せず、自分のために生きていても、
結局、どこかで、
人と関わり、物、金が、流れ、
どこかへ循環していくという、
そんな、シンプルな、生きざまでも、
いいじゃないって。
最近、偶然読んだ、心理学の本に、
あまりにも直結しちまったんだ、
この
という歌詞が。
・職責で、人を支配していませんか?
・終業時刻後は、どんな責務を負っていますか?
・評価を得たくて、仕事しているだけで、実は、貢献は出来ていないのでは?
厳しい、日本経済の背景で、
・家庭を持つことができない、
・車も持てない、
・家なんて、なおさら持てやしない、
そんな人達が、多くいることでしょう。
だからって、それは不幸ではないのです。
学校、会社、地域社会から、
一見すると、この曲に出てくる女性は、
はぐれもの、悪者のような感じですが、
自由に、大きな、地球儀の中の世界で、
気ままに生きているのです。
そして、幸せ
なのです。