サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

みんな輝いている

川崎大師へ行ってきました。
参詣に1時間かかりました。
こんなの初めてです。
よっぽど景気が悪いのだろうか。皆、祈りたい気持ちは同じですね。

順調に、川崎大師に14:30に到着。
15:00の護摩修行に間に合わせようと、
早足で、向かった。
しかし、順路と書いてあるほうへいくと、とてつもない行列。
こんな行列、ディズニーでもきっとないアトラクションだ。

びっくりしたね。

まあ、しかし、せっかくだから、並んできちんと参詣してきました。

そして、護摩修行は、去年で厄は終わったが、
ここからが、大切。
何かあってからでは遅しということを、もう学んだのだから、
やはり、煩悩を鎮める修行を積もうと、今年も本堂へと入ってきました。
場所は、過去最高に、炎に近い位置、およそ、5列めぐらいだった。

いつもより、淡々と、大師側も進行しているようだった。
去年は、特別大護摩をしたせいか、本当にいい年にすることができた。
今年も抜かずに行こうと思う。

帰りは、大師の正門を抜けた、仲見世で、いつも飴を買う。
4年前の正月、ここを一人で歩いていたら、携帯が鳴った。
「お前、今、どこにいるんだ?」
オヤジからの電話だった。
家に電話したらしく、居なかったので、携帯に電話をかけてきたのだった。
「川崎で、厄除けだよ」と。
「午後から、行くからな」と。
正月に、オヤジと酒を交わしたのもあれが、最後となった。
あれ以来、正月は、ひとりで、3が日を過ごすことにした。
なんとなく、オヤジが、俺と一緒に、酒を飲みたがってる気するからだ。
千の風になってという歌が、流行しているが、まさに、お墓にオヤジはいない。
兄貴とお袋は、月命日だから、1日にオヤジの墓に行ってるようだが、
オヤジは、俺と酒を飲んでるんだから、そこにはいないのさ!

それにしても、なんて、お参りにくる人たちは、皆、輝いているのだろうと。
長蛇の列で、待ちくたびれた顔もせずに、とてもいい顔をしている。
なんか、俺1人湿気た面して、「早くすすまねえかな」って感じに思えてきた。
さすがに、サダチルも本堂では、きりっとしていたが。
1年に1度こんな、修行もいいなと思った。
そして、とんとん飴の評判堂の前で、携帯をとったときのオヤジの声を俺は、
忘れないだろう。
「お前、どこにいるんだ?午後からいくからな!」