サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

聖火リレーもうすぐ~人のいないインフラを維持するのも人

聖火リレーが,いよいよ我が町にもやってくる 

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その日は,朝から通行止めで,歩行者規制もあるそうだ.サダチルシアの自宅の前も,走行ルートとなっており,通れなくなるようだ.困ったもんだ.しかも,コロナワクチン接種1回目の予約の日だし.こうも重なるものなんだな.と思いつつも,「1964年東京大会に生まれ,TOKYO 2020聖火リレーが家の前通った日が,コロナワクチン接種日だったな」と,きっと数年後,いい思い出になるだろう.

東京都は,感染拡大傾向にあり,無観客開催にするか否かの難しいところのようだが,今やあたり前となったネット通販を思えば,人と接しないインフラにさほど違和感はない.オリパラもまた,その社会インフラになぞらえるべきなのではと...

7台目の通勤自転車

 サダチルシアは,自転車で通勤なるものをしているが,かれこれ,7台目の自転車を購入となった.人に会わずに買い物をする社会で,自転車もまた,近年,ネット通販が浸透しているようだ.その背景では,様々な問題も生じていることだろう.数年前,聞いた話では,完全組立ではない状態で配送され,仕上げのフレームや接合部の調整は購入者自身で,行わなければならず,結局,近隣の自転車屋へ持っていくことになるケースがあるという.

 また,海外のブランド参入で,ミニベロ,e-Bikeなど,お洒落な小型電動自転車が,人気のようだが,これまた,価格は数十万円もする高価でありながら,パンクなどした際には,実店舗で購入した,自転車屋ではないため,どこもかしこも,必ずしも,快く修理を受け入れてもらえるとも限らないし,パーツの調達も海外のものだと入手困難で,大きな損失になりかねない.

以上の理由で,サダチルシアは,自転車は通販では購入しない.また,通勤用なので,バッグを入れるカゴとフェンダー(タイヤの泥除け)は必須である.これが付いていない自転車が結構あるもので,さらに,ライトすら着いていない自転車もあり,近年,小型化や用途別(キャンプ先で,乗るだけとか)設定が細かくなったせいもあり,購入時には注意が必要だ.

 

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Trans Mobillly e-basic

折りたたみ小型電動アシストの分類ではあるが,e-bikeなみの瞬発力はある.

ジック株式会社提供の車種で,ルノーシトロエンなど海外自動車メーカーの提供する自転車,街で見かけるHUMMERもすっかりお馴染みのブランドで,これらライセンス自転車等の様々なブランドの保有をしている.なかなか目の付け所のいい企業ではなかろうか.

ミニベロ(20インチ以下小径タイヤ)で,電動で人気の海外のものでは,20~30万円と高い.取扱い店舗も少ないし,近所にないと修理に困る.

今回,購入したTransi Mobillyは,国産車で,近所の店舗なので,アフターケアの安心感があるし,価格も10万円未満とリーズナブル.泥除けは,標準装備だが,ライト,カゴは,付属していないため,写真の状態は,別途,購入店で,取り付けた.それでも価格は10万円には届かない.

 

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折りたたむとこんな感じ,マンションの玄関にも入ってしまう.

重量は15Kg.

これは自転車好きの人ならおわかりでしょう,結構重いです.

車に積み上げるには,俺の力では,かなり苦しい

キャンプや出先で,ツーリングするのに,折りたたみ自転車買う際は,この重量がポイント.近年,軽量な自転車も出てきていますが,15kgより,2kgや3kg軽くても,さほど軽くは感じないと思います.それとも,俺が非力なのかな? 

過去6台のうち,ここ2台は,ノンパンクタイヤの自転車に乗っていた.走行中のパンクならともかく,仕事終えて,いざ帰るぞというときに,タイヤの経年劣化で,パンクしていたなんてことも数回経験しているので,ノンパンクタイヤにしていたが,タイヤに空気を入れるのではなく,
タイヤ全体がゴムで全体が出来ているので,車体が重い.タイヤが硬いので,道路が濡れていると,スリップしやすいので,ハンドルを急にきったりすると,転倒する危険がある.また,最近は電動自転車も増えたし,曲がり角で,電動チャリで,結構,思い切りがいいのか,確認をせずに,飛び出してくるチャリもいるので,車体の重いノンパンクの自転車では,避けるのは難しい.
など,ノンパンクタイヤのデメリットを感じるばかりだった.
自分自身も電動で,瞬発力のある自転車でないと,電動自転車が増える社会で,身の安全を守れなくなりつつあると知った.自転車は公道を基本的に走らなければならないルールが,さらに,強化され浸透してきているので,電動で,公道の端を走ることが妥当な気がする.

そのためには,折り畳み自転車とはいえ,ボディ剛性の面からも15Kgぐらいの重量は必須なのだろう.かといって,e-Bikeにしてしまうと,かなりスピードが出る(原付バイクなみ)ため,歩道はもう走行は不可能では?
危険な公道の際は,歩道を走行してもよいことになっているが,e-Bikeでそれをするのはどうかと思う.

つまり,パンクはやむを得ない,最悪,折りたたんで,自動車に積んで,販売店へ運べるというイメージだが,サダチルシアの車は,2シータの軽自動車,トランクはリュックが入る程度のスペースなので,折りたたんでも入らない(笑).

 

人を介さない買い物,人のいないインフラ,無観客のオリンピック,パラリンピック

サダチルシアが生まれた1964年の秋の東京五輪の頃は,このような未来を

誰が,予測や想像をしていただろうか?

コロナだけが原因でこうなったわけではなく,

少子化,インターネット,ライフスタイルが,人のいない社会インフラを創り出し始めていて,コロナウィルスが,それを顕在化し,決定づけたのかもしれない.

しかし,その人のいない社会を,人が支え,維持している

フラメンコからテーマがそれたが,

こんな社会だからこそ,ナイロンギターの木の温もり,情熱的なラスゲアード奏法,フラメンコギターを奏でる高度なテクニックの習得,この時間がたくさんあるんだから,1964オリンピックイヤー生まれのサダチルシアには,うってつけの未来が訪れたと,今,目の前の世界をさほどネガティブに思ってはいない.

by サダチルシア