KNOBLOCHというドイツのメーカーが,最近,スペインに拠点を置き,弦の生産をしたとかで,近所の楽器屋さんで,目についたので,試すことにした.
Luna Flamenca AZ
ミステリアスな雰囲気を醸し出すと,少し,盛った表現?で,2種類あり,
・AZは不透明な音色,
・SNは静かな音色,
のような表記が,メーカーサイトであるようで,訳されて掲示されていたのが気になったので,AZが面白そうだと思い,購入.2500円と,結構,いい値段する.
少し,残念なのは,パッケージの中は,このように,6本の弦が,とぐろまきで,とても1本ずつわけるのに,時間を要し,面倒なところ.コスト削減なのかもしれないが,1本ずつくるんでほしいね.
張り上げて,さっそく,弾いてみた.まずは,粒立ちがいいというか,摩擦音が,シャカシャカ言うタイプ.結構,ドライ系なのかな?
そして,特筆すべきは,テンションが低いので,ラスゲアードのときのアタック感がとてもなめらか.爪の補強にアロンアルファ釣り名人を使わなくてもいいぐらいだし,サダチルシア使用のフラメンコギターの黒(ネグラ)は,張力が硬めに張りあがるので,前から,柔らか目の弦を選んだりしていたが,このLuna Flamenca AZは,テンションが非常に低いのが,下記の表でもわかるだろう.
28.2kgという他社の弦よりも25%以上,緩めであることがわかる.
上記は,弦のパッケージに書いてある各弦のテンションのkgを6本分の合計で,サダチルシアが指標としたものですので,万人向けの数値ではありませんので,ご了承下さい.
1弦~3弦までの色は黒で,これまた,ミステリアスな雰囲気を醸し出すデザインにしたのか?....
指板が黒いので,弦が黒いと,見づらいのだがね.老眼も進んでいるし.
弾いた印象は,兎に角良かった.
かのフラメンコギタリスト 沖仁氏もKNOBLOCH社の弦をいくつかレビューを掲載しているので,ご参考に!
https://note.com/jinoki/n/n3d68d9232296
近所の額縁屋さんで,バンクシーの絵画のレプリカ半額だったので,
バンクシーの絵とコラボと洒落込んだり,今年も夏は終わり,サダチルシアの部屋は,芸術の秋めいてきやしたぜ!
隅田川花火大会は3年連続中止で,マンションの眺望から見えない分,なんだかとても損した気分だ.
だけど,最近のスカイツリーが,その分,なかなかいい感じのイルミを解き放っています.
傑作はコレ↓でしょうね.雲がスカイツリーと同じ色に染まっていた.
さらば夏よ!