サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

Back to the Future

ボーナスも出たことだし、ハシゴしまくったな!
 
 
今宵は、まずは、テニス仲間と、5時から、お疲れさん!の会。
ここは、俺と同じ中学を卒業した、だいぶ先輩のママさんが営む店。
古くから、入谷で、炭屋をやっていたそうだ。
 
隣のテーブルのご夫婦のご主人がご機嫌で、
いろいろ、語りかけてきた。
あっという間に、6時半だ。
 
ビタンから電話が2回もハイっていたのに、気づかずあわてて、
店を出て、地下鉄駅に向かった。
 
駅のホームで、電車を待っていると、
「サダチルでしょ?」と、美しい、セレブが、こんな酔っ払いに話しかけてきた。
 
なんと、同級生のKちゃんじゃないか。
「もう飲んでるの?」と、女の勘は鋭~い!
 
とりあえず、一緒に、目的地へ。
しかし、酔っ払っていたせいで、間違えて、三ノ輪で降りてしまい、
もう一度、次の電車で、入谷駅へ到着
 
もう、ビタンも待ちわびて、いたようで、忘年会会場へ突入!
 
総勢25人とのこと。
 
ざっくばらんな雰囲気で、皆、わけへだてなく、いろんな人と話し込んでいた。
前回の9月の同窓会から、日も浅いので、打ち解けたのと、また、
居心地いい店であった。
 
俺も、朝から、親しかった、同窓生に声をかけたが、皆仕事で、来れんと言われ残念だったが、
いざ、始まれば、いつまでも、話が尽きないという感じの、飲み会だった。
 
深夜12時を回り、まだ、15人ぐらいは居たが、ビタンと、帰路へのつもりが、
タクシーで、浅草のディスコで、賑やかな音楽の流れる中、立ち飲みし、
無言で、離れがたい気持ちをひきずりながら、時を過ごしていた。
 
名残惜しい気持ちを抑えて、また、タクシーで、退散することにした。
 
自宅へ到着し、ポストを開くと、一通の手紙。
 
娘からだった。
 
可愛らしいプリクラで、シールに写った笑顔に、言い知れぬ喜びを感じた。
「夏の頃、パパが病気で入院した夢を見た」と綴られていた。
以心伝心。元気だったら、渋谷へ、買い物に行く約束をしていたんだよな。
 
そして、ふと思い出した言葉がある。
「楽しい時間はすぐに、おわっちゃうんだね」
娘と別れた最後の日。
昼間、小宴会が終わった帰りの車の中で、あの子がつぶやいた言葉。
 
今夜は、俺もようやく、自分自身のわざとらしさや、殻をかぶった部分、何かの別の仮面をとっぱらって、
素顔に向き合えた。
 
あの子の求めていた楽しい時間へ、戻るための未来が、きっと訪れるだろう。
 
サンキュー、下谷中の仲間たち!