サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

シブイおとなのコンサート

 
土曜日富士山が、雪をかぶった。サダチル城から、その荘厳で厳寒な冬の近づく姿が、見えるぞよ!
 
天守閣には、昨日の強風で、なんと、牛乳パックが2個、飛んできた!
まったくもって、そんなものを、きっとどこかのバルコニーにでも?ん、上の階で、バルコニーで遊んでる犬のか。
 
 
そんな朝、一通のメールが舞い込んできた。
 
宇崎竜童プロデュース シブイおとなのコンサート!
 
おーっ、これは。
宇崎と言えば、DTBWB解散後、ソロで、デビューの名作「180度の悲しみに」、「ハッシャバイ・シーガル」が、俺の高校時代では、印象に残っている。
 
その宇崎が、フォークの神様岡林信康」と競演する。
岡林と言えば、2年前、デビュー40周年ということで、日比谷野音で、単独ライブを、再現した。
以来、テレビでは、NHKのSONGSは、もちろん、BSでも取り上げられ、ミュージックフェアにも登場。
フォークの神様と騒がれ、自分を見失い、一度、姿を消し、
自給自足の生活を送っていたことも。また、美空ひばりさんからも、注目され、一緒に、徹子の部屋に出演。さらには、美空さんの残した詞に、一年目、曲をつけて、シングル発売。
 
ここへきて、精力的に活動している。
 
俺は、とりわけ、岡林のこの曲が好き。
君に捧げるLOVE SONG
1979年の作品。もうフォークはブームを去り、ニューミュージックという時代へうつっていた。
その頃、あのボブ・ディランが、来日で、武道館を騒がせようよしていた。
岡林は、自身のコンサート中のMCで、
ボブ・ディランがついに来る(ディラン、ストーンズは、長く、入国が禁止されていた)!俺も毎日見に行くけど、なんで、俺が、よみうりホールなんや。」と。
 
ディランは、一方で、離婚し慰謝料稼ぎと非難も浴びていたそうだ。しかも、岡林自身も、吉田日出子と別離したのであった。
 
この曲の歌詞に出てくる
そうさ、僕は僕 君になれはしない 一人闘うのをただ見つめているだけで
 
もどかしい思いはうまく歌にならない
 
2人はためされてるの 君はぼくの何
 
そんなフレーズが、とても沁みてくる、シブイ男の、嘆きとして、
神様 岡林が、表現するラブ・ソングって、こうなるんだな~と、感銘を受けた。