サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

『法隆寺は焼けてけっこう。自分が法隆寺になればいいのです』

 
佑ちゃん、またも勝利だね。
 
それは、彼の、能力なのか、それとも、周囲を引き込む力なのか。
 
この模様を、今日は、寿司屋のカウンタで、
皆で、見ていた。
 
やはり、みんな、注目してんだね。
 
出来、不出来は別もので、その前に、佑ちゃんが投げてるのを、
ジョッキ片手に、液晶モニタで見る、
この下町のあどけない、オヤジたち、
なんか、いいぜ!
 
ワインのボトルを頼めば、隣のカウンタのおっちゃんが、
「香りだけ、味わいたい、ちょっともらっていい?」と。
一杯、ついでやって、その後も、佑ちゃんの応援!
 
今宵は、向島は、混んでいた。
 
1件目からして、入れなくて、
まずは、鐘淵のビール屋も、やつと入れたけど、なんか、
同窓会だか、なんかの団体客が多くて、
1杯で、退散。
2軒目の居酒屋も、座敷の半部屋は予約済み、
そして、たどりついた、いつもの、インストアライブたまにやってくれる、いつもの、寿司屋
 
今日は、
中トロ、あじ、さより、車エビ、あん肝、生カキ、アナゴ煮、海老しんじょう
にぎりは、ネギトロ巻き、ウニ軍巻
もう、最高だ!
 
カマ焼きがなかったのが残念だけど、
本当、この時期の、楽しい、飲み会だ。
 
地元を楽しもう!
 
今までは、地方に行くのが、旅だったけど、
こんな風に、この節約、節電のご時勢、
 
地元のいい店、いっぱいあるはず。
 
チャリンコこいで、行ける範囲の、そこにも、
幸せな発見、袖すり合う地元の人との出会いがある。
 
3月11日は、その隣人は、京葉道路で、
警察官にあと2台の通過で、止められて、
4時間も立ち往生したそうで。
「男だからいいけど、女性で、そんな目にあったら、トイレとか困るでしょ」と。
全く、そのとおり。
同じ、震災の中でも、受ける被害の度合いが、
男女差が、生じるんだから。
 
そうか、でも、こんな風に、佑ちゃんの話で、皆、
どうにか盛り上がっていくしかないんだよね。
 
佑ちゃん違いだけど、
石原プロモーションの渡哲也はじめ、仙台まで、
ボランティアへ行く、あのスタンスも立派だ。
 
すぐには、復興なんてできない。
それは、ローマは1日にしてならず、と同じ。
それは、ただのサラリーマンの俺も、
たかが1日で、できる仕事なんてないのと同じ。
 
長い時間かけて、
これから、皆で、作っていくしかない。
 
数10年かかるのは、当り前のことと、思って、
やるべきことではないだろうか。
 
 法隆寺は焼けてけっこう。自分が法隆寺になればいいのです』
 
岡本太郎の言葉。
 
最近、岡本太郎宣言』
という本が、出てきた。
そう、岡本太郎が、やってのけたこと、
つまり、法隆寺がなくなれば、自分がそれを作るというスピリッツ!
 
転じて、岡本太郎亡き今、自分が、太郎になればいい!
 
後継者の意欲だよね。
そして、それは、コピーじゃなくて、
それ自身、自分であること。
 
そうすれば、また、その次の世代が、
「あいつがいないなら、自分がやればいい」
 
改めて、自分のフロンティア・スピリッツを、
目覚めさす、きっかけになるといいだろうと思った。
 
そして、大事なのは、本当に、問題解決能力があること!
 
政治家も、会社の社長も、一家の主も、先生も、
自分にその力があるのかな?
 
法隆寺なくなっても、もう一度作れますか?
 
自分の力で、何ができますか?
 
このゴールデンウィーク、自問自答してみると、
きっと少しは、この国は、復興へ近づくことでしょう。
 
俺自身、今の下町のマンションぐらいで、甘んじないで、
俺の法隆寺を建ててみせるさ!