サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

心のサプリ~君はそのままですごい人

 
暦の上では(伊勢正三
北国列車(伊勢正三
冬京(伊勢正三
星空(伊勢正三
あの唄はもう唄はないのでrすか(伊勢正三
でいどりーむ(伊勢正三
君と歩いた青春(伊勢正三
そんな暮らしの中で(伊勢正三
 
海岸通り(伊勢正三馬場俊英
 
今日も君が好き(馬場俊英
ただ君を待つ(馬場俊英
右と左の補助輪(馬場俊英
 
たき火の唄(伊勢正三馬場俊英
 
少しだけの荷物(伊勢正三
曙(伊勢正三
月が射す夜(伊勢正三
お前だけが(伊勢正三
 
~アンコール~
ささやかなこの人生(伊勢正三馬場俊英
スーパーオーディナリー(伊勢正三馬場俊英
 
3時間20分に及ぶ、ビッグステージとなった!
 
とかく、ビッグアーチストとなると、そのカリスマ性に左右されて、
音楽という趣旨を超えたものになってしまうことがある。
 
しかし、今宵は違った。
場所は、葛飾シンフォニーホール。
正やん、還暦ライブで、訪れて以来の登場。
 
そして、コラボ相手は、馬場俊英
俺と2学年違いの、デビューから18年になるが、
メディアに大きく取り上げられたのは、4、5年前のNHKだろう。
 
正やんは、ソロ時代の曲は1曲たりとも唄わなかった。
あとはすべて、風時代の作品だった。
 
30年以上もおっかけやってるが、
やっと聴けた曲がある。
 
北国列車
 
特に、北国列車は、
風時代も、推測ではあるが、あまりやっていなかったのでは?
俺が当時、聴いてたラジオでも
「最近やってない曲をやりますが、コード覚えてるかどうか心配です」
といって、演奏した。
つまり、NEWアルバムが出ても、ファン受けのいい曲は、
ステージではやるものだと思う。
ところが、どうもこの「北国列車」はあまり、やらないように思えた。
 
ギターで、じゃらんと弾いたイントロが最高の曲で、
俺は、中学生ながら、インパクトあったが、
30年の時を超えて、
やっと生で聴くことができた。
 
そして、風オリジナルアルバム最後の「Moony Night」
から、「」を演奏した。
 
当時は、インパクトないアルバム挿入歌みたいなものだったかもしれないが、
俺自身は、最近、この曲が、すごく気にいっている。
時をこえて、今の時代にあっているようにも思うし、
それだけ、深い曲でもあったから、若い頃、その良さが、
おれにはわからない、LP盤の挿入歌にしか思えなかったのかも。
 
今宵は、気負いのない、伊勢正三を見た。
 
還暦を迎えるアーチストはそれは大変なことおだろう。
メディアが、一体どんなイベントやるのか血眼だから。
本人の意思とは別の、商売がからむし。
そんなここ2年ぐらいは、正やんも、還暦のイベントに照準をあわされた
印象があった。ステージの作りこみ、
ゲストの選択とそっちに気を遣い、
自分のお祭りではなくなってしまうような。
 
こうせつの還暦イベント、サマーピクニックフォーエヴァーの時も
そうだった。ゲストに注目するあまり、間でこうせつが出ていると、トイレへ行くという始末。
 
俺は、スポーツもやるが、
こうして、好きなアーチストの生ライブを時折、見にでかけて、
ご当地グルメ味わったりすることもある。
 
そして、前から注目していた、
馬場俊英という、遅咲きのアーチスト。
アンコールで、伊勢と歌った、
スーパーオーディナリー」という作品。
君はスーパーオーディナリー
そのままですごい人なんだよ
 
と歌い上げた後、
なごり雪の2コーラス目で、馬場がボーカルをとったときは、途中から、
感極まって、唄うことができず、
正やんに肩を抱かれて、泪をぬぐっていた。
 
答えの出ない自分、
出口の見えない自分、
いろんなことを平凡な生活の中で、
悩み苦しむ人がいる。
 
馬場の歌詞には、
掃除機、洗濯、レンジ、などが、出てきて、
日常で、アップダウンする人たちに、
必ず、勝利のVサインをもたらすという、
そんな、心のサプリを与えてくれるようだ。
 
足りないものはなんですか?
 
スポーツしたときだって、
汗をかいて、水分や塩分が不足するよね。
 
そんなときと同じように、自問自答をして、
自分に合った、心のサプリ
誰にも、見つかるといいね。