サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

お宝②~閉め忘れた心の扉が、傷付き合うんだね

ついに、伊勢正三 All Time Best ~Then & Now~

昨夜、先行予約のため、1日早く、入手できたので、
さっそく、帰宅後、聴きました。

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中に入っている、歌詞ブックレットはの表紙は、コレ↑

赤いシャツは、5年前、伊勢正三氏、還暦誕生日当日の
東京ビルボードでのライブ、1日で2公演のときの、
シャツと同じ柄のものと思われる。

そして、左手の下に見える、エレキギターは、
B.C Richだ。
風時代のものかどうかまでは、もちろん、この写真からは判定できないが、
今でこそ、B.C. Richは、5,6万円で買えるが、
当時は、かなり、高価な機種だったと思われる。

今回のアルバムは、4枚組のうち、
最後の1枚は、ボーナストラックの集大成なのだ。
ライブ録音だけを集めた、
ShoyanのライブCDのようなものだろう。

イメージ 2

左が、歌詞ブックレットの4枚目のCDのコンテンツ、
右は、俺が、高校1年生の夏、録音した、FM東京だったかな、そのテープだ。

武道館のテイクは、
俺の録音したカセットのB面は、全部同じだ。

夕凪
海岸通
想い出がつきない夜
五月雨
東京日暮れ色
ささやかなこの人生

そして、これら放送されていないテイクが、
Bye Bye
酔いしれた男が一人
MUSICIAN
の3曲。

昨夜、CDを聴き始めた時点では、ただ懐かしいというか、
俺、これ見に行ったなあ~なんて、
軽い思いしかなかったが、
聴きすすむにつれて、
ふと、自分の生きてきた、
あれからの、36年間という時間を、
振り返ったら、泣けてきた。

16才。
都立上野高校へ通っていた。
人生初の、プロのアーチストのコンサートが、
まさに、この伊勢正三氏の、ソロデビューの
武道館だったのだ。

Ovation Super Adamasa
を持って、
武道館の舞台へ登場した伊勢正三

イメージ 3
これと同じギターを脇に抱え、舞台中央へ。
そして、オープニングは、
風時代のアルバムで、オリコン1位となった、
「海風」から、同名タイトルの曲が、演奏された。

このギターは、当初、
ぐらいしか、持っている人はいなかった。

おちゃの水のギターショップでは、
80万円以上の値段がしていたんだ。

なんといってもこのギターが、俺には、
とんでもないセンセーショナルなインパクトだった。

今尚、高校1年生の頃の気持ちと変わらず、
生きている自分がいる。

多感な学生時代と、なんら変わらない。

そんな、Then & Nowの
Shoyanの問いかけてくる過去の曲から、
今に至るまで、
自分の随所に、伊勢正三氏の
歌が、流れていたのだと、今さらながらに、気づいた。