月日
ついに、伊勢正三 All Time Best ~Then & Now~
昨夜、先行予約のため、1日早く、入手できたので、
さっそく、帰宅後、聴きました。
中に入っている、歌詞ブックレットはの表紙は、コレ↑
赤いシャツは、5年前、伊勢正三氏、還暦誕生日当日の
東京ビルボードでのライブ、1日で2公演のときの、
シャツと同じ柄のものと思われる。
そして、左手の下に見える、エレキギターは、
B.C Richだ。
風時代のものかどうかまでは、もちろん、この写真からは判定できないが、
今でこそ、B.C. Richは、5,6万円で買えるが、
当時は、かなり、高価な機種だったと思われる。
今回のアルバムは、4枚組のうち、
最後の1枚は、ボーナストラックの集大成なのだ。
ライブ録音だけを集めた、
Shoyan初のライブCDのようなものだろう。
左が、歌詞ブックレットの4枚目のCDのコンテンツ、
右は、俺が、高校1年生の夏、録音した、FM東京だったかな、そのテープだ。
武道館のテイクは、
俺の録音したカセットのB面は、全部同じだ。
夕凪
海岸通
想い出がつきない夜
五月雨
東京日暮れ色
ささやかなこの人生
そして、これら放送されていないテイクが、
Bye Bye
酔いしれた男が一人
MUSICIAN
の3曲。
昨夜、CDを聴き始めた時点では、ただ懐かしいというか、
俺、これ見に行ったなあ~なんて、
軽い思いしかなかったが、
聴きすすむにつれて、
ふと、自分の生きてきた、
あれからの、36年間という時間を、
振り返ったら、泣けてきた。
16才。
都立上野高校へ通っていた。
人生初の、プロのアーチストのコンサートが、
まさに、この伊勢正三氏の、ソロデビューの
武道館だったのだ。
Ovation Super Adamasa
を持って、
武道館の舞台へ登場した伊勢正三。
これと同じギターを脇に抱え、舞台中央へ。
そして、オープニングは、
風時代のアルバムで、オリコン1位となった、
「海風」から、同名タイトルの曲が、演奏された。
このギターは、当初、
ぐらいしか、持っている人はいなかった。
おちゃの水のギターショップでは、
80万円以上の値段がしていたんだ。
なんといってもこのギターが、俺には、
とんでもないセンセーショナルなインパクトだった。
今尚、高校1年生の頃の気持ちと変わらず、
生きている自分がいる。
多感な学生時代と、なんら変わらない。
そんな、Then & Nowの
Shoyanの問いかけてくる過去の曲から、
今に至るまで、
自分の随所に、伊勢正三氏の
歌が、流れていたのだと、今さらながらに、気づいた。