強烈に暑くて、長い長い夏だった。しかし、猛暑日の新記録更新とかいってたのが、うそのように、今では、羽織の上着がないと寒いぐらいの陽気になった。今年の秋は、夏が長かったというか、暑い日が長く続いた分、短そうだ。そして、冬は暖冬が予測されているが、果たして、どんな冬なんだろう。もちろん、おいらは、寒いのは苦手なので、暖冬は望ましい。
4年前に買ったスマホのケースが老朽化で、ダメになったんで、購入店へ、買いにいったら、
「電気屋さんに聞いた方が早いですよ、あとはアマゾンとか」と言われた。
どうやら、もうこの機種の対応製品は無いようだ。
しつこくいろいろ聞くと、
「こういうお店って、発売１，２年のものしか取り扱っていないんです」
と結論を導き出したようで、納得。
４年前は、店員さんが親切でとてもいい対応だったので、乗り換えを決意したのだが、変わってしまったようだ。コロナを挟んで、皆、いろいろあったのだろう。経営難にでも陥っているのかもしれないし、何か余裕がないように思えてしまう。
去年も、ヨドバシへ行ったときに、観音開きの最新のAndroidスマホ見てると、店員さんが話しかけてきたので、
「また、２年もすれば、もっと改良されるんですよね？」と聞くと
「２年後どうなるかは、私どももわかりません。あるかないかもわからないです」
と自信がないというか、働いている店員さんですら、スマホの未来を見出せない、夢のない回答だった。
消費者は夢を求めているのに、売り手がそもそも、自身の仕事に、期待や将来性、持続力を見出せていないのだろう。
このように、ぶらり、スマホ眺めに行ってみただけで、街はどこか、殺伐としてきている印象を受ける。
しかし、こんな身近なところにでも、夢はあるものさ！
ウォーキング中、隅田川テラスへ出ると、ちょうど、
水上バス「エメラルダス号」が出発の瞬間に出くわした。
ヒミコ、ホタルナ、そして、このエメラルダスの３種類、それぞれ、エクステリア（外観）が違うようで、就航コースも異なるようだ。
エメラルダスといえば、松本零士氏の作品「キャプテンハーロック」に出てくるキャラクターだが、俺自身は、当時、あまり、ハーロックのアニメのテレビ放送は見ていなかった。銀河鉄道999のメーテルと姉妹とか？？？
いう設定なのかな？
クールな、ハーロック、エメラルダスの織り成す宇宙観を味わえたら、いいよね。
何か、夢がある。
こんな自宅マンションの裏手で、宇宙へ向かう海賊、ハーロック、機械の体を手に入れる少年 哲郎、松本零士氏の作品が、ひとまず、川の上で、少しでも、体現できたら、楽しいことでしょう！
未来の夢に向かったはずが、挫折だらけ。
経済衰退途上国での若者は、多くの挫折を味わうことになるかもしれない。
しかし、その長く、答えのでない、疑念の間で、銀河鉄道999の哲郎のように、機械の体を手に入れるために、身を粉にして生きる姿こそが、欠けている部分のように思えなくもない。
by サダチルシア
