サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

無縁社会は昔からあった~あっしには関わり合いのねえことでござんす

右の看板の下には、英語で

Sakura Bashi Bridge

左のプレートには、

SAKURA (CHERRY BLASSOM) BRIDGE

と、英語の表記が微妙に違うんだな~。

ここが、サダチルシアが定めた標本木。去年も書いたが、ここは、台東区リバーサイド運動場。サダチルシアが、中学時代、ちょうど、校舎立て直しで、グランドと体育館が無かったので、1年半の間、体育の授業で利用していた場所。今も自宅から、たかが10分も歩けば、ここへ来れるんだ。

この感じだと、開花は、まだまだ先のような気がする。東京は25日とかって言ってたけど、難しいのでは?隅田公園の出店も、閉まっていた。桜正宗のワンカップ楽しみにしてるのだが。。。

暖冬とか言ってたが、2月の中旬頃、少し、暖かったぐらいで、あのまま続けばよかったが、結局、寒の戻りで、去年よりも寒い冬のような気がする。

メディアの情報とか、伝達するキャスターの期待感に惑わされてしまったかな?

コンビニの桜餅も去年の今頃は、毎朝のように、早朝ウォーキングしては、食べていたが、今年は、まだ、販売も瞬間的に見ただけで、今は、見ないな。

 

話は変わるが、昨夜は、NHKのアナザーストーリーを見ていた。

幼い頃の週末。

キーハンター、Gメン75とか

時代物では、子連れ狼

木枯し紋次郎

などを、見ていた。

上條恒彦のフォーク系の歌とのタイアップもあってか、

俺は、木枯し紋次郎が、こうした週末の家で見る、ドラマでは、一番好きだった。

クールで、長い楊枝を銜(くわ)えて、ただの、ひとりぼっちの旅がらす

あっしには関わり合いのねえことでござんす

という名台詞。

無縁というより、責任を負いたくない、

そんな思想が、木枯し紋次郎という

山道をひたすら旅する男の生きざまから感じとれる。

しかし、どこかで、人と関わらざるを得ない場面があると、番組では、表現されていた。

 

黒田長政

豊臣七将の一人。関ケ原の合戦での成果を東軍の家康に評価されたことでも知られているようだ。

その黒田長政は、異見会という会合を開いていたそうだ。家来が長政に、諌言(かんげん)することに、腹を立てないという会合を持ったそうだ。当時の戦国時代に、下の位の者が、言いたいことを言うなどは、打ち首ものだったはずだ。しかし、長政は、家来に対し、言いにくいことを言える機会を設け、その際、自分自身は、何を言われても、腹を立てぬ、と誓ったそうだ。

きっと多くの家来たちをひきつけ、関ケ原での勝利に役立てたのかもしれない。敗北した石田三成のような味方の裏切りを回避する手段でもあったのだろうか?

時代は異なるが、こうした権力争いや世間を創らず、ただひとり、旅する

木枯し紋次郎のような生きざま。

まさに、無縁社会の先駆け。

現実の人間同士で、深くて濃い人間関係を持たずに、SNSの中に、仮想的な世間を求めたりする現代の世相へ何か通じていたような気がしなくもない。

MLBの韓国での開幕戦、ドジャースが、昨年のホームランキング 現在、スポーツ界を超えて、最高のスーパースター 大谷翔平を獲得し、その翔平も結婚し、奥さんを遂に、メディアへ公開と、ハッピーなムードを世界中へ届けてくれた、パドレスとの第一戦。ダルビッシュ有と、大谷の初対戦もあり、いいこと尽くしのお茶の間だった。

しかし!

その翌日には、翔平の通訳の水原氏解雇と、何とも、天国と地獄の二日間が、映し出されるドラマ以上のドラマとはこのことだ。世界中の誰が、こんな事起きると想像すらしなかったのではなかろうか?こんなストーリー、脚本書いて、映画になったら、アカデミー賞間違いなしのシナリオだろう。

公私をともにしつつも、インタビューでは、「友達ではない」と翔平は語っていたが、その言葉が何かこの出来事を予感していたかのように、夢のMLB開幕に大きな影を落とし、後味の悪いスポーツ界最大級の事件となるのかもしれない。

想像絶する、ドジャースの韓国での開幕。

今後の水原氏よりも、翔平はどうなるのかが、気になって仕方がない。

ようやく、メディアにお披露目になるや否や、奥さんもどんな胸中なのだろうか?

だからこそ、重要なこの言葉

あっしには、関わり合いのねえことでござんす

この精神で、乗り越えろ! 翔平

自分は生真面目に、仕事一筋取り組んでいても、周囲の愚かな者に、巻き込まれてしまうことがあるのだ。

今改めて、俺は思う。2025年問題回避に向けて、企業でも、属人化を回避し、技術の共有のためのDX化だとか、売り込んでいる業者を頼ったりしているケースもあるだろうが、スキルとは、先駆者の築いたことを継承する以上に、次世代を担う者たちが、自ら発明することの方が、重要ではなかろうか?と。

スタンドアロン

の精神。

・数年前流行った、無縁社会なる言葉

・紋次郎の関わり合いたくない

ネガティブな言葉ではあるが、転じて、自立し、自分で取り組み、考え、生み出し、スキルを身に着け、生き抜くことこそ、今、一番、大切な思想なのでは?と、俺は思った。

新年度に向けて、新しい世界へ旅立つ、若者たちも多いことだろう。このスーパースター翔平に起きてしまった、信頼していた人物が、最大の裏切り者になってしまうことが、自分にも在り得るのだと、言い聞かせてほしい。大谷自身、通訳など頼らず、自分で、英語を話せるスキルを取り組んでおくべきだった、それが唯一の失策だったかもね。自分の2本の足で、立つのです、若者たちよ!誰も何もやってくれないのだから。やってくれるのは、やりたくない分の悪い事をなすりつけられるだけなのだから。

                            by サダチルシア