サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

ラーメン創房 玄

ラーメン好きには大きく分けて2つの楽しみ方がある。
「こだわり」という面では、
1.味のこだわり
2.店のこだわり
の2つ。

味は好みがあるから、
こってり派、あっさり派、さっぱり系、昔ながら系、ご当地特産、と
さまざま。

さておき、今日は、1週間前にオープンした、
サダチルのチャリンコ通勤圏の店。

ここは、日比谷線三ノ輪からすぐの、国道に面したところで、
ひっそりと、オープンした、
「一茎草」
という店だ。

1か月前に仮オープンしていたようだが、
サダチル、チャリンコ通勤経路は、最近、変更したばかりで、
その頃は気がつかなかった。

変更後、信号待ちしていると、その交差点に
オープンしたラーメン屋があることに気がついた。

ようやく、昨夜、帰り道、閉店間際に滑り込んだ。
カウンタだけの店だが、
妙に、職人の気合を感じる従業員。

とりあえず
「玄麺」というノーマルな醤油味を
http://ikkyoso.jp/menu.html
いただいた。
ごく普通で、喜多方ラーメンのような感じだったが、
品のある味だ。
妙な脂の偏りもなく、トッピングの盛り付けもうるさくない、
しなやかな盛り付け。
最近のこってり、ダブルスープのとんこつ系とは全く違う。

ここの店長は、いろいろ、ラーメンのプロデュースをしているらしく、
人気店を営んでいた頃もあったようだが、
のっとりで、痛い目にあい、ようやく、業界に再生したと、
ブログにはある。


思うに、消費者のグルメ志向を育てているのは、
こういう、こだわりのラーメン屋などが、理屈で引っ張っているところがある。
元々、知らないものは食わないんだから、
やはり、宣伝と店独特の味で、競争している。
一方で、コンビニ弁当のリーズナブル志向があって、
万人共通のウケねらいもまた、成功しているビジネスだろう。

沈滞するのは、一般家庭の主婦の味にならなきゃいいが、
金のやりくりがどうあれ、
共働きの家庭も多いようで、
働く主婦も帰り道、やきとり、ラーメン屋の暖簾をくぐって一息してから、
帰宅。
子供たちに、やきとりのお土産なんてのも、ありのようだ。
駅の名店街にも、グルメ志向のパン屋、ケーキ屋、お惣菜が乱立するのも、
そんな働く主婦には、楽しい帰り道だろう。

変わっていく時代に、サラリーマンも主婦も子供たちも、
対応していかなければいけないのだろう。