朝寝坊の日曜日。
もうほとんど、昼。
久々のテニス。
3週間ぶりだ。
風が強くて、砂埃が舞っていた。
今日の課題は、スピンサーブ。
未だ、サーブだけは、このスピンの回転を会得していない。
どうも、本やテニスマガジンに書いてあるのと、違うのではないかと、
最近、疑問に思う。
また、スピンサーブ打てる人に聞いても、それぞれ、違う。
・スライスを上向いて、打つのと同じだよ
・ボールをフェンス方向にトスして、抜くイメージ
・ボールを、体の軸より、左側
・ボールは、コートに落ちるあたりに、トス
・ボールの1時と2時のあたりをこする
・ボールの左下から、45度で、ラケットでインパクトして、1時あたりへこすりあげる
など、今まで、これだけ、いろんなスピンサーブの打ち方を、聞かされた。
しかし、どれも俺には、あてはまらないようだ。
今日は、いろんな角度で、ボールに回転をかけて、やってみた。
そして、ようやく、俺のスピンはこれではないかという、魔球を編み出しかけた。
ボールをやはり、体の軸よりも、左、つまり、トスを上げるのは、
頭上より、左に挙げて、体をそらすとちょうど、ボールが、額の延長上にあるあたり。
そして、ラケットを、ボールの右上あたりを、厚めに当てて、こする、
そんなイメージだった。
まあ、もしかしたら、これが、ある人の表現では、
ボールの右下から、45度にきりこんで、こすりあげるとか、いう表現だったりするのかもね。
テニスはやはり、自分で、会得した、結果こそが、理屈として、成り立っているんだと思う。
なかなか、コーチしてもらっても、できるようにならないスポーツだ。
野球とて、プロだっって、バットにかすりもしないで、苦しんでいる、打者だっているんだから。
一般の人に比べたら、歯がたたないくらいうまい人でも、
プロの世界じゃ、通用しない人だってたくさんいる。
テニスなんてのは、野球に比べたら、ボールにラケットあてる確率は高い。
空振りなんて、イレギュラーバウンドでもしなきゃありえないから。
ところが、その当たったはずのボールの行く先を、コントロールするのが、
難しいスポーツなんだ。
膝を痛めて、少し、変化球を見出そうとした結果が、
今日は現れた。
これでまた、テニスする楽しみも増すだろう。
変な夢から一夜すぎても、
まだあの
七
斥
の謎の小物が脳裏をよぎるが、
スカイツリーは無事のようだ。
暦の上では、もう春だが、
冬の澄んだ夕方と夜の間ぐらいに、
こんなに、美しく、ツリーは、そびえたっていた。
シャカタクの「ナイト・バーズ」のような
AORの静かな雰囲気の音楽でも、似合いそうな夜景だ。