Babolat Pure Strike 98 16 X 19~インプレ~⑤
かれこれ、3か月、使用した。
使い始めた頃は、どうなるかと思ったが、
ラケットによるプレイヤビリティへのアシスト機能が、
少なく、苦労して、精進するラケットとしては、
なかなか、努力家のユーザにはいいように思う。
余談ですが、初代か次ぐらいの、BABOLAT Pure Controlを、
今でも使っている人が、私のテニスサークルにはいます。
Pure Strikeは、その後継機種なわけだ。
やはり随所で、似ている部分はあります。
今回は、
またまた、ストリングを変更しての感想です。
SOLINCO
というポリエステルのストリング。
結構、人気のストリングのようだ。
緑色のストリングのようだ。
今回、チョイスしたのは、
HYPER-Gという種類で、
ゲージは1.2mmの細目のタイプ。
それを、人気のラケット、
Babolat Pure Strike
に、張ってみた。
テンションは、58ポンドで、
前回、張った、LUXILON Alu Power グスタポ・クエルテン記念モデルと同じにした。
ポリエステルにしては、張りやすいストリングだった。
ラケットのフレームが白色なので、様々なカラーのストリングが、合うのも、
このラケットの楽しみと言えるのでは?
では、そのインプレッションを!
[ストローク]
ウォーミングアップのミニラリーからして、
回転のかかりは良く、至近距離でのショットに、適していると感じた。
ベースラインでの、ロングラリーでは、
回転のかかりのいい分、
飛びが抑えられる。
自分が打った以上には、飛ばない。
フラット気味で、フルスイングのショットでも、
山なりの打球のように、回転が十分にかかって、
さほど、距離感が、自分の想定した範囲と食い違いはない。
コントロールは、若干、自分の思いとはそれた気がする。
スピードは、遅いとまでは思わないが、
回転がかなりかかるので、
とびきり速いとは思えなかった。
[ボレー]
飛びが抑えられているので、
ビシっとした、ボレーよりは、
ホワ~ンに近い、ボレーの方が、効果的。
例えば、サーブ打って、前に出て、
レシーブのボールを、
アングルへ打つ時、
ビシっと行けば、そこで、ポイント、
という場面だが、
比較的、、ホワ~ンと、飛ぶので、
俊足のプレーヤーには拾われる可能性はある。
一方で、ビシっとしたボレーは、
サイドアウト、ネットにかける、
そんなミスが軽減され、
うまく、再度へ、配球しやすかった。
どちあらをとるかだろう。
[サーブ]
フラットでは若干、速度が、落ちる気がしたが、
回転かかっている分、
結構、サーブの確率は上がりそうだ。
スライスも、素直に、飛ばした方向へ、
回転が十分にかかって飛ぶ。
スピンサーブは、私は、得意でないので、
ここには書きません。
サーブのコントロールはいいと思います。
自分の打ったサーブの軌道に、回転が自然に加わるので、
確率は、高くなるでしょう。
[ドロップショット]
前回張っていた、LUXLION ALU POWER クエルテンは、
食いつき感があり、微妙な調整がしやすかったが、
少し、雑なドロップになりました。
これから、このストリングに慣れてくれば、
調整はできると思います。
やや、繊細感は不足気味かな。
[片手バックハンドストロークのスライス]
薄く、ボールの下あたりをえぐる、ぐりぐりのアンダースピンをかけると、
飛びは弱いので、ネットにかけました。
この感触は、GOSEN TECGUTもそうでした。
LUXILON ALUPOWERは、わりと、薄いアンダースピンも、
思いどおりになりましたが、HYPER-Gは、TECH GUTよりのスライスでした。
[総合評価]
基本的に、回転のかかりは良いストリング。
スピード感としては、
ボレーが、やや他のストリングよりも遅く感じるが、
ただし、正確なコントロールを実現しやすい。
ポリエステルの選択の際に、
ルキシロンか、ソリンコかというならば、
無難なのは、ルキシロン、
それの回転が欲しいのが、ソリンコ。
回転系では、トアルソンのデビルスピンしか、試したことはないが、
ソリンコは、スタンダードな印象がある。
つまり、誰にでも受け入れられるタイプ。
しかも、ルキシロンからの乗り換えの違和感はあまりなかった。
今回は、2時間使用しただけのインプレなので、
もう少し、使用してから、
コメントしたいと思います。