サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

君の欲しいものは何ですか~拓郎の流星、そして太陽フレアの危機



「流 星」
詞・曲 吉田拓郎

 たとえば僕が  まちがっていても
 正直だった 悲しさがあるから
 Ah Oh  流れて行く
 静けさにまさる  強さは無くて
 言葉の中では何を 待てばいい
 Ah Oh  流れて行く
 たしかな事など 何も無く
 ただひたすらに 君が好き
 夢はまぶしく 木もれ陽透かす
 少女の黒髪 もどかしく
 君の欲しいものは 何ですか
 君の欲しいものは 何ですか


 さりげない日々に  つまづいた僕は
 星を数える 男になったよ
 Ah Oh  流れて行く
 遠い人からの  誘いはあでやかで
 だけど訪ねさまよう風にも 乗り遅れ
 Ah Oh  流れて行く
 心をどこか 忘れもの
 ただそれだけで つまはじき
 幸福だとは 言わないが
 不幸ぶるのは がらじゃない
 
 君の欲しいものは 何ですか
 君の欲しいものは 何ですか
 
 流れる星は 今がきれいで
 ただそれだけに 悲しくて
 流れる星は かすかに消える
 思い出なんか 残さないで
 君の欲しいものは 何ですか
 僕の欲しかったものは 何ですか


当時のフォークミュージシャンってのは、
カリスマで、なんか、心のよりどころだったのだろう。
俺は、この吉田拓郎の「流星」は、
何気なく、親が見ていた、ドラマの主題歌で、聴いていただけだ。

なのに、こんなにも、今でも、覚えている。

サビの、
君の欲しいものは何ですか

まさに、このフレーズが、肝の楽曲。

拓郎の作品で好きなのは、
・冷たい雨が降っている
・今日までそして明日から
あたりだ。

これらは、どうかな? 拓郎が、
エレキもって唄うようになる前の作品だろうか?
実は、かぐや姫、ほど、拓郎のことは知らないので、いい加減なことは書けないので。

フォークの神様と呼ばれた 岡林信康とは、
また、少し方向性が違う、
メッセージ性もある一方で、
センチで、可愛い、曲もあるのが、拓郎ワールドかな。

その作品の中でも、
なぜか、最近、
この曲が問いかけてくる。

帰り道、
夕飯のオカズ買う時も、
魚か?
肉か?
それともラーメン食って帰るか?
居酒屋で一杯やろうか?
なんて思いが、巡る中、
君の欲しいものは何ですか
と、頭に、鳴り響く。

勿論、それは、夕飯に限ったことではない。
仕事での選択肢もそうだし、
遊びの中でもそうだし。

この言葉の重さが、俺も歳老いてきた、今だからこそ、分かるのかもしれない。

何をやるにしても、
本当に、心が、欲しているものを、
選択するべきなのだ。

心底、好きな人と一緒になれずに、
代わりの人と、一緒になっても、
幸せになれない。

心底、やりたい事でもないのに、
生活のため就いた仕事では、
社会貢献出来ない。

もう一度、問いかけてみては?
欲しいものは何ですか
やりたい事は何ですか

太陽で、大爆発が起きたそうだ。
その影響が、GPS等に生じる可能性があるという。

近年、気候の変化が著しい。
ゲリラ豪雨、大雨による被害は、
かなり増えた。
そして、大地震が、世界各地で、
代わる代わる起きている。

地球という星の生命もいつまで、続くのだろうか?

飛行機事故が、また今週も起きた。

そんな危ない世界で、人類は生きている。

せめて、目の前の、手に届く範囲で、
自分の本当に、欲しい物事」だけ、
手に入れて、自己実現していくのが、
目先の対策ではなかろうか。

ストレイ・シープ

そんな言葉が蘇る。

夏目漱石の作品の青春三部作の
三四郎」という小説の
ヒロイン 美禰子の言葉だったろうか?

上野の不忍池のほとりで、
美禰子は、三四郎とすれ違い、惹かれるシーンが、
絶妙な表現で、描かれている。

人は、迷える子羊なのかな?

走り続ける ことだけが 生きることだと 迷わずに 答えて
MId Night Blue Train 詞・曲 浜田省吾 

自分が本心で、思ってもいないことに、
金出す必要もないし、
無理して、何かする必要もないのでは?

拓郎の「流星」
名作中の名作。

いつも問いかけてみては?
君の欲しいものは何ですか