サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

上達の秘訣は、コツをつかむかポテンシャルを生かすか~テニス道

テニス、うまくならない、勝てない、って、
悩んでる人多いのでは

俺も、数年前までは、その派だった。

人から、教えてもらおうが、大会に出ようが、
どこか、真髄を会得していない、
そんな気がしてならなかった。

絶対無二の一球
という有名な言葉が、テニス道にある。

でも、すべての、パターンを練習し、マスターしてしまえば、
どんな打球にも対応できる。
すなわち、人工知能のように、
事前に学習してしまえば、なんとかなるという手段はあるだろう。

しかし、どんなスポーツでも、
元々、潜在能力(ポテンシャル)の高い人は、
上達が速いのは事実。

一方で、才能には、恵まれなくても、
コツをつかむと、
案外、適応できてしまうことがある。

俺自身は、テニスに限っては、
サーブは、最初から、スピードがあったが、
それ以外は、特に秀でたものはなかった。

ボレーは、苦手意識が強かったが、
今では、コツを覚えたと言える。


ストロークは、フォアハンドは、苦手な人はいないだろうが、
スピンをかける技術で、差が出てしまう。

ラケットの進化で、ボールに回転を多くかけないと、
コートの長さを越えて、飛んでいってしまう。

勿論、プロでも、スピンは苦手でも、
フラットドライブ程度でも、勝ちあがっている選手はいる。


シュテフィ・グラフというドイツの女子の選手は、
その昔、バックハンドストロークは、
スライスしか打っていない。

きっとスピンが苦手で、
スライスという繋ぎのストロークを、
攻撃的なスライスへ進化させ、
女子選手歴代1位のグランドスラム勝利数の記録を持っているのだ。

昨夜、とある、バラエティ番組で、
元世界ランカー、ミックスダブルではグランドスラム優勝も成し遂げた、
杉山愛さんが、自身の営む、テニスアカデミーで、
お笑いタレントたちが、
杉山のサーブを10球のうつ1球でも、返球できれば、勝ち、
というのをやっていた。

その勝ち負けは、どうでもいいが、
杉山さんが、サーブを入りやすくするには
という指導を、する場面で、
ほんの一瞬の工夫が、
いい結果に結びつくということを知った。

俺も、若い頃は、勢いで、速いサーブをガンガン打てたが、
近年、少しずつ、スピードは落ちている。

杉山さんとて、引退して、もい随分になるし、
40才を超えている。

それでも、お笑いタレントとはいえ、中には、
テニスかじった人もいたが、
全く、歯がたたない、サーブを打ち続けたのは圧巻だった。

そんなんで、杉山愛のワンポイントのサーブのアドバイスを見て、
今日は、実践してみた。

手ごたえあり。

こうして、コツを身に着けると、
上達は速い。

得意だったはずのサーブが年々衰えてきたけど、
今日は起死回生のサーブだった。

杉山愛さんの、お笑い芸人相手のたった一言のアドバイスだったのに、
やはり、世界で活躍した選手は、
ほんの一言で、上達させる力を持っているんですね。

巷のテニススクールとか行くと、出し惜しみして、
なかなか、技術の伝授をしないコーチが多い気がする。
金取り主義だから、
長く続けてもらわないと困るということから、
スクール行っても、上手くならずに、
止めてしまう人が多いのは事実。

自分の潜在能力で出来ないことは、
コツで、補う

それしか、今は、言えませんが、
無駄に、スクールで、お金使って、
余計に上達が遠のいて、テニスで悩んでいる人へ。

テニスの後の飲み会とか、友達作りなどのエンジョイが目的で、
スクールへ行く人はいいけど、
上手くなりたくて、しょうがない人は、
さっさと、上達しないスクールはやめたほうがいいと、俺は思う。

何回同じことやっても、出来ないものは、
潜在能力もないし、コツもつかめないのです。
自分の骨格もそうにできていないのだと思います。

錦織圭は、プロ転向後、全米オープンの決勝で、
サーブの速いチリッチという選手に敗れ、
日本人初のグランドスラムを逃しました。

当時は、178kmぐらいのサーブでした。
今は、200kim台が時々出ますが、
さほど、試合の成績が伸びてはいなし、
腱を断裂し、今季、ツアーから退くちう事態に追い込まれました。

サーブの強化が、仇になってしまったのです。
3年前の錦織圭は、マリン・チリッチのサーブで敗れたのではない。
全米オープンの決勝というプレッシャーに負けた以外のなにものでもない。

なぜなら、楽天オープンでは、チリッチよりもサーブの速い、
ラオニッチに勝っているんだから。

錦織には、復活後、グランドスラムに届いてほしいものです。

サーブは、杉山愛さんの助言でも参考にしてはいかがかな。
女性でもあんなに、いいサーブを高い確率で、打てるんだから、
きっと、錦織なら、それを真似て、自分のアレンジを加えれば、
驚異的なサーブに、近づくのではなかろうか。

上達のカギは、何事も、コツ、ですぜ~!