氷室京介、何やら、ライブをもう引退するとかで、話題を呼んでいる。
20thライブの上記映像では、
flowers for algernonの弾き語りを披露。
高音はちょっとかすれているが、やっぱり氷室。
俺は、たしか、1988年の氷室の東京ドーム、ソロライブ。
しかもやはり「flowers for algernon」のツアーときだった。
実はね、氷室なんて人、しらなかったんだ。
会社帰りに、元妻と交際中のとき、
ドームができたばかりだったからデートしにいったんだ。
すると、なんか、コンサートの当日券があって、
氷室京介
の文字が、
小室 等
に見えてね、
「これ、フォークの人だよ、見に行こう」
って、単純に、チケット2枚買って入った、初めての東京ドーム。
ん~、なんか、回りを見渡す限り、自分たちよりも若いと思った。
つまり、高校生みたいのがいっぱいいて、
シートへ行くと、
「あ、どうぞ」とかって礼儀正しく、学生風のブレザーきた男の子たちが、席をたって、
とおしてくれた。
さあ、いよいよドームは真っ暗になり、コンサートの始まり。
KING OF ROCK SHOWO
と、ステージいっぱいに、イルミネーションが、輝いた。
そして、真っ赤な上下のジャケットに身を包み、少し、顔にメイク施した若者が、マイク片手に出てきた。
回りの高校生たちは総立ちだったが、俺は理解できず、座ったままで、隣にいた元妻は、心配そうに俺を見ていた。
「おっ、こいつ、前座だ!この後、小室等が、生ギターで、やるんだよ」
と、自信たっぷりだった。
30分経過。終るかと思った、赤い若者は、ステージから去ることはなかった。
さらに、ドーム内はヒートし続けていった。
ライブ中盤
「ゲストを呼んでいるんだ、チャーリーセクストン」と、氷室が言う。
「もしや、このゲストの次が、小室等なんじゃないかな」って気がした。
しかし、チャーリーセクストン去った後も、真っ赤っかの男は、
歌い続けていた。
そして、いよいよ、最後の曲とかって、とうとう、フォークギター持った人は出て来なかった。
総立ちのまま、アンコールの手拍子が、鳴り響く。
そして、黒いOvationのエレアコを持って、一人、
真っ赤っかは、椅子に座り、
ひび割れた アスファルトの上に~
と歌い始めた。
まさに、これが、
氷室京介をはじめてしった日だった。
その後、俺は、このツアーのアルバムを買い、若いころは、
「Angel」は、カラオケでよく歌ったもんだ。
その年、氷室は
アルバム大賞を受賞したんだな。
そのときのコメント
「氷室京介をバックから応援してくれたスタッフのみなさんと、
全国のファンのみんなと、
それからあとは、僕の実力だxと思っています」
と、まさに、当時の日本のポピュラー界のキングだったんだな。
ロンドンだかに旅立ったものの、成果はなかったのだろう。
帰国後、Glayとのコラボ「Answer」は、とてもよかった。
氷室顕在と思った。
さらに、20th記念ライブでも、
「アルジャノンに花束を」を、ギターソロで披露。
しかし、今となっては、
そのころから、右耳はだめになっていたんだね
聞いた話じゃ、宇崎竜童も、だいぶ前から、難聴だっていうし。
浜崎あゆみも、どっちかの耳だめらしいね。
まあ、あの大音量と、大歓声、聞いてりゃ誰だって、耳おかしくなるだろうね。
職業病みたいなものかもね。
ビートルズだって、
ステージで、自分の声聞こえなかったっていうぐらいだから。
俺も、先週、東京体育館の帰り道は、なんだか、耳が、ツーンとしていた感じ。
あんまり、コンサートってのも耳によくないんだから、ほどほどにしとこう。
あ~でも、
セリーヌ・ディオンの東京ドームが、抽選で、当たってしまった
マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン
タイタニックの曲、きけるかな?あれしか知らない~んだ