サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

テニスは人なり~時は流れて

去年まで、まだ、知名度もなかった日本のテニス選手が、
今、オーストラリアで、4大大会の舞台で、快進撃と、注目を集めている。
本人も、去年までどこか、アマチュアっぽさがあったが、
今では、スタープレーや並みの貫録さえうかがえる。
 
ボールパーソンにタオルを、投げて返したり、
自信に満ち溢れた姿だ。
 
われわれ、アマチュアテニス愛好家は、
なんといっても、コートの確保だ。
今でこそ、ネットでの抽選制度が通常だが、
以前は、平日の昼間に、月1回の抽選会へ、
チームの代表者がいかなくてはいけない、という、
そんな時代があった。
 
そして、その貴重なコートを確保した日に、
メンバーの都合が合うかどうか、
という次の課題がある。
 
コートとる人は大変だ。
案外、参加するだけの人って、
何も考えてなくて、
ドタキャンとか平気でしてくるんだ。
まさに、リーダー泣かせ。
 
さらに、いつまでたっても、
この状況は、繰り返されていく。
 
サークルのコート確保する人は、
さぞかし、もやもやすることだろう。
 
錦織人気の一方で、
バルブ期とは違い、
テニスの商売ってのは、
難しいんじゃないかな。
 
少子化でジュニアは少ないし、
趣味の大人たちも、
景気が悪けりゃ、
テニスに回る、金もない
 
昨日は、近所の区民コートで、
2時間2面で、
たかが、290円で、
テニスが出来た。
 
商売のテニスでは、月一万円以上もかかるのに、
ホント、サークルのテニスってのが、
ありがたいもんだ。
 
その背景に、がいなくては、成立しない。
チームの統合、というよりは、
個のスポーツなだけに、
それぞれの、生活パターンに合った、テニス環境の提供は、
誰にもマッチするわけではない。
 
ともあれ、
錦織の人気で、
テレビ局がかつてない、
序盤のトーナメントから放送枠をとったりと、
盛んなのはいいが、
コートにぶらり、ラケット持っていきゃ、
受けいれてくれる。
そんなサークルの良さは、
是非、一時の人気とは別の世界であってほしい。
 
去年の冬、肩に痛みがきた。
50肩だった。
整形で、レントゲンとっても、
骨の変形もなく、テニスのオーバーワークと診断され、
以来、テニスの回数は、以前より、激減した。
 
一年前は、肩に、サポートするバンドをつけたり、
上半身の筋力を補う、インナーシャツを着ていた。
 
しかし、今は、そのようなものを装着しなくても、
肩が痛まないところまで、
回復した。
 
まあ、でも一時のものかもしれないので、
今後も無理なテニスはできない。
 
加齢による、関節の痛みとか、
自分もその域に少し差し掛かったようだ。
 
高齢者の生活ってのは、
年金減額とか、介護施設不足とか、孤独死とか、
それだけでなく、
衰える、体との戦いがあるんだね。
 
20年近くやってきたテニス。
多くのテニス好きの人たちと、コートで、
汗を流してきたもんだ。
 
時は流れた。