天気予報はずしたな小ぶりのにわか雨が、
どしゃぶりイナズマ・ワンダーランド。
最近は、雨を警戒して、
予報で少しでも降るとかいうと、
都バスを使っていたが、
久々に、よみが外れた。
帰り道、そろそろ止むような雨だったんで、
チャリで、帰宅を試みたが、
雨足は、どんどん強くなり、
ずぶ濡れじゃ。
天災は忘れた頃にやってくる
まさに、油断していた、空梅雨の狭間で、
飛んだ大雨が都心部にも起きた。
これで、心配された貯水も
蓄えができたことだろう。
あーぁ、おかげで、ワイシャツとスラックス、クリーングに出さないと。
クリーニングってのも、
猛暑で、汗になれば、必要だし、
大雨で、濡れれば、必要だし、
気象に左右される商売だろうな。
俺は、家のことで、唯一やらないのは、
アイロン。
なんか、うまく出来そうもないような気がしてならない。
その昔、親父の妹(叔母)が、
クリーニング屋を営んでいたんだ。
笑っちゃうのは、
ガキの頃、
親父の息子である兄貴と俺の2人と、
叔母の息子2人の計4人で、
そのクリーニングで使う、
ドラム缶のような、デカ~い、プラスチックのクリーニング用の桶に、
お湯を入れて、風呂に入ったもんだ。
夏は、水を入れて、ちょっとプール気分を味わったりと、
遊び場所にさえなっていた。
叔母の夫の叔父が、アイロンかけを、店頭でやっている
クリーニング屋の裏は、
子供たちにとっては、まさにアミューズメントだったんだ。
雨が降らなきゃ水不足、
降りすぎれば、洪水、浸水と、
心配事だらけになってしまう。
無邪気に、クリーニング屋の裏で、
遊んでいたあの頃。
仕上げのアイロンがけが、唯一俺の立ち入っていない世界だったんだ。