最近、なぜか、ジョン・レノンづいている。
去年、買ったアコギの修理で、しばらく、使えないので、
Ovation Super Adamasaをお蔵から出したが、
シールドジャックがいかれていた。
サダチルのこのブログのプロフィールの写真に写っているモノだ。
伊勢正三が、「風」解散から、一年後、武道館ソロライブで、
１曲目の「海風」で、このギターを抱えて、登場した。
風時代の最後のほうでも、このギターを使い始めていたが、
ソロで見かけることが多かった。
そんなんで、リッケンバッカーを引っ張り出して、
コイツは、なぜか健在だった。
そして、ふと、思いだしたのは、
ジョンが、ダブル・ファンジーのレコーディングで、
演奏していた写真で、みかけた、
変わったデザインのエレキギターだ。
「Ｊｏｈｎ Ｌｅｎｎｏｎ Summer of 1980」より」1984年発行
市販されたかどうかは、疑問だが、クロサワ楽器で、
似たようなものは、当時、見たことがあるが、きっと違うだろう。
ジョンの最後の夏の写真集が、ヨーコ・オノの編集で、出版された。
この写真集では、痩せ細ったスリムなジョンが、印象的だ。
きっと、アルバム発表後、ワールドツアーを見据えての
コンディションを整えて、臨んでいたのかもしれない。
そんな、ジョンがビートルズ解散後、
数少ない、ソロライブで使用したギターでは、
ライブ・イン・ニューヨークでのレスポール・ジュニア、
マジソンスクエア・ガーデンのエルトン・ジョンのライブのゲストで出演した際の、
サムタイム・イン・ニュー―ヨーク・シティでのジョン・シンクレアで使用した、
リゾネーター、
といったところか。
そして、おそらく、ジョンが手にした最後のギターは、
Sardonyxというメーカーのようだ。
偶然にも、ダブル・ファンタジー挿入歌 「I'm Loosing You」の映像を見つけた。
うっすらと記憶してるが、この曲は、ジョンが、バハマへ、ヨーコの提案で、
避暑にいった際、現地から、ニューヨークで待つヨーコへ電話したら、出なくて、
イラついてしまい、その思いを書いた曲と、何かの書籍か、ラジオのインタビューで、
紹介されたと思う。
コールド・ターキーでのギターの歪音にも似ているが、
ジョンは、こういう歪が好きだったのかもしれない。
