冬場のドラマは面白い。やはり、寒いから、家に篭りがりなんで、
テレビは、充実しているのかな？
今、ホットなドラマ。
テレビ朝日、木９時の
「就活家族～きっとうまくいく」
なんといってもキャスティングが、いい！
父：三浦友和
母：黒木瞳
長男：工藤阿須
長女：前田敦子
実直な父、三浦こそ、適役だろう。
そして、インテリさ、怪しげさを、兼ね備えた、母に黒木。
そして、子たちは、旬の、プロ野球の元西武エースの工藤の息子の工藤、
その姉が、元AKB、前田。
立ちはだかる苦難は、
息子、娘の就職難時代に、
三浦扮するエリートが、役員目前で、
不倫疑惑で、解雇。
ベテラン教員の黒木も、
生徒の問題に首をつっこみすぎと、
入り浸るホストクラブの影響で、
聖職者の立場を追われる。
この家族４人が、
お互い、秘密を隠し持ち、
それでいて、
先の見えない、個の人生。
親が心配しようが、
子は、それぞれ、生きていくしかない。
親の描いた形に、あてはまらなくても、
親の時代と、異なる時代に生きる、
子孫が、自立して生きる術を身に着けるしかない。
１０年ぐらい前に、先輩に言われた言葉を、
今さらながら思い出す。
ギターケース、持って、ライブハウスで演奏の帰り道。
電車に乗り、先輩は、語りかけた。「サダチル、見ろ、あーやって、シートに、仲睦まじく、掛けている夫婦だって、
家では、ごたごたがあり、いろんなことに悩み、大変な思いして生きてるんだよ」
と。
エスカレータ―と思っていた、自分よりも前の世代の、生き様。
実は、人はそれぞれ、生きていて、
困難な事が多く、
そう簡単に、維持していることなんてないのだろう。
エスカレータ式の世の中を、批判し、自分の力で成し遂げると、
バカにしてきた世の中。
普通に生きられないんだね。
それが、現時点での答えかもしれない。
人生の険しさが、
もっと早く、子孫に、リンクして、いかなければならない。
世の中は、悪くなるばかりだから。
