サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

1ポイントの重さ~たった1つの事への執着が敗北へ

プロテニスは、F1グランプリでもおなじみの、
ヨットハーバーが見えて、海沿いのテニスコート!いいなあ、俺もそういうとこで、
テニスしてみたい。

さあ、そのテニスが、ベルギーのゴファンという選手が、
昨日、王者ジョコビッチを破り、
今日は、ナダルとの準決勝。

昨日の勢いで、ナダルサービスゲームをブレイクと、
快調の滑り出し。

しかし悲劇はおとずれた

ナダルの打球が、ゴファン側のエンドラインを、
10cm程度、オーバーで、完全なアウト!
ラインジャッジの判定は、もちろん「アウト」のコール。

ところが、チェアアンパイアが、主審台から降りて、
打球のマークを、クレーコートのなので、跡がついているのを、
確認にいく。

そして、判定を覆し、「イン」とした。

テレビ中継では、そのシーンのビデオが流れ、
誰が見てもエンドラインから、かなりオーバーした、
「アウト」だった。

結果、ポイントのやり直しとなり、そこから、
昨日までのゴファンの勢いは止まり、
ナダルに、敗退。
否、チェアアンパイアに敗退したのだ。

あの1ポイントの判定で、モチベーションが落ちて、
立ち直れなかった

王者ジョコビッチを破り、自身初の、ATPトップ10入りとなった、ゴファン。
まだまだ、このあたりのメンタルの弱さが、
今後のテニス人生にもマイナスとなるだろう。


これは、テニスに限ったことではないんだ

自分の情熱を注ぎこみ、成果を上げるのは、いいのだが、
しかし、その選択肢が、たった1つしか持っていないがために、
その1つの手段にしがみつくあまり、
時代や環境の変化に適応できず、
やがて、自分だけが、取り残されてしまうのだ。

まさに、今日のゴファンは、せっかく、ナダルをも破るのではという、
滑り出しから、会場のファンを味方につけていたにもかかわらず、
あの1ポイント後の意気消沈し、精細を欠く、プレーが、
会場のファンも応援する意欲も低下し、
ゴファン1人、モンテカルロの眩しいコート上へ、取り残され、
地獄の想いへ転落した状態へ陥る。

たった1つの事に執着しないことが大切だ!
仕事だって、1つの業務、1つの方策へこだわっていると、
多様化する顧客のニーズへ対応できなくなり、
滅び去るのだ。

気持ちを切り替え、さっさと次の手を打つことが、抜け道!

今日は、いい天気!

オイラの、下町のテニスコートは、眩しくなるかな、
それとも、1人勝ちで、俺1人が、輝くだろうか?ヤッツケに行くぞ!