本題の前にちょっと世間話
2年連続で、隅田川花火は、ろくすぽ見れなかった。
去年は、マンションの大規模改修工事で、建物全体が、ネットに覆われ、
視界が遮られて見えなかった。
今年は、コロナによる感染拡大防止のため、中止。
そして、毎年、ブログに書いているが、サダチルシアの住むこの町は、
隅田川花火を境に、少しずつ、夜風が涼しくなっていき、夏の終わりを告げたかのような雰囲気になるのです。
本題 今日は、ナイロン弦を張り替えた。
フラメンコギターは、右手で、ラスゲアード奏法でかき鳴らすので、指先のアタック感があり、爪だとか、指先に、少し、痛みが走る。
今朝、偶然、「題名のない音楽会」という朝の番組で、ハープ奏者の紹介だったのだが、ギタリストの人から教わって、爪の補強に、アロンアルファを使っているそうだ。アロンアルファにも種類があるらしく、釣り人が使う、「釣名人」というものが、いいそうだ。確かに、近所の中古ギターショップでも販売していた。
その前にやれることとして、弦を柔らかいものにしてみることもアリだろう。
音の犠牲はあるかもしれないが、まずは、自分の指が大事!
去年の暮れに、下北沢へ初めて降り立ち、そこのフラメンコショップで、
店主さんに、選んで頂いた弦。
1~3弦 Labella
4~6弦 SAVAREZ
というチョイスだった。
フラメンコらしく、1~3弦は、黒い色にしてみた。
指板の色と重なり、弦の色が黒いと、区別つきにくいかもしれないが、
ビジュアルも大事ね!
ファーストインプレッション:
やはり、柔らかいと言っていいだろう。
ラスゲアード奏法の弾(はじ)き飛ばすような弦のアタックに、
衝撃がかなり軽減されている。
これでひとまず、アロンアルファは買わずに済んだ。
が、もう一つ、演奏で困ることがあるんだ!
これは、パコ・デ・ルシアさんの曲の一部だが、
5フレット分を左手で押さえねばならないことがある。
これでは、弦の硬いも柔らかいもない。
自分の指が伸びるよう努力するしかないのだろうか?
さあ、そんな伝説のフラメンコギタリストの楽曲にトライするのは、ほどほどにして、まずは、できそうなことからやるのはどうだろうかと考えた。
今では、日本人で、フラメンコと言えばこの人
沖仁 氏だろう。
そんな沖さんが、本を出している。
ポップスや日本の「さくらさくら」などを、フラメンコアレンジしたTAB譜。
俺が通う近所の中古ギターショップにも数年前、訪れたそうで、
身近なヒーローといった感じで、
フラメンコ初心者の俺には、お手本にしたい存在だ。
こうして、少しずつ、フラメンコギターの難題を、
クリアし始めているような気がする。
by サダチルシア