サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

SHELL

 
クラウス・フォアマン
ベーシストで、ビートルズとかなり親交のあった人だ。
ジョンのIMAGNEリンゴのYou're Sixteenリボルバージャケットデッサン、
数々の、大仕事に携わったアーチストなのに、
「自分はこの業界に向いていない」と語る。
 
印象的だったのは、ジョージ・ハリソンの家に、しばらく、住んでいたという。
離婚後、なれの果て状態だった彼を、ジョージが、相談相手だったそうだ。
レコーディングには、時間をかけないジョンとは違って、
ジョージは、レコーディングでも、いつも場を和ます、やさしい人柄だったそうだ。
小さい頃から病弱だったジョージは、やはり、病死したのだが、
フォアマンには、
人間の体なんて、シェル(殻)だよ」と、
苦にしていなかったという。
 
地震の影響で、世界を誇るほど発達してきた、インフラは、もう満足に機能していない。
携帯も、電車も、輸送も。
インターネットは、もともと、アメリカで、戦争とかの非常事態で使うために考案された、
インフラだそうだ。
確かに、電話はつながらなかったとき、友達からのメールのおかげで、
非常停止したガスを復旧できた。
 
もっと昔にこの規模の大地震がきたら、どうなっていたのだろう。
情報網が、ないと不安になるもんだと、つくづく思った。
 
しかし、ジョージ・ハリソンのように、病弱だった人は、
そうした、インフラでのつながりよりも、
魂の存在を重んじてきたのだろう。
 
生の人間、生の声で、人は存在し、つながっているってこと。