昼間は、暑いけど、
夜の街は、そうでもない、東京下町。
サダチルは、今日も、
チャリで、通勤。
気ままな感覚が味わいたくて、
この通勤スタイルはやめられんな。
テニス界も不況の風が吹き荒れて、
俺のラケットのストリング張りの師匠の店も、
3月に渋谷店閉店したかと思えば、
今度は、ネット販売も楽天委託状態で、
一体、何が起きてるんだろう。
5月に、工具を送ってもらったのが、最後に、なんてならないで、
そのストリンギング技術は、是非、
伝授いただきたいものです。
景気悪いと、スポーツも繁盛しないんだね。
ロンドンも、空席多いとかって一部では、報道されている。
そりゃそうだ!
別に、そんな体をいじめ抜いて、世界No.1とかって、価値が、
一体なんなんだって。
俺は、学生時代そう思っていた。
男だって、女だって、
何も、スポーツなんかしなくても、
カッコいいやつ、可愛い娘だったはず。
今、地球から、失われつつある、
ヒロイズム。
強いやつがどうとか、世界制覇とか、
そんなのが、あまり価値のないものになりつつあるから、
政治家も長続きしない時代になったのではなかろうか。
平等化が、進み、
貧富はもちろん、階級差も、
徐々に、無くなってきている。
自分だけが、生き残っても幸せになれないことも、
きっと、昔より、気が付いた人が、増えたに違いない。
何もなし得なくても、健康で、ほどほどに、生きていければ、それでいい。
達人とか、プロフェッショナルとか、そういうのが薄らいで、
イチローとて、その範疇だったから、
何か、人気の概念から、今となっては、
そぐわない人物にさえ、思えてくる。
ここ1か月、テニスのシングルスに打ち込んで、
少々、疲れが来たようだ。
がっつり、食って、ばっちり、運動して、
そんなサイクルが、この酷暑には、
マッチいない。
昨夜は、のんびり、自宅で、
ビデオオンデマンドで、映画みていた。
こんな娯楽、何年ぶりのことだろう。
幼い頃、夏休み、テレビ見て、退屈しのぎしていたのを思い出す。
学校のプールの日、とかって大嫌いだった。
体操の、内村航平とて、今、鉄棒から落下の症状から、
ロンドンへ練習に入ったときから、抜けられず、いい結果が出ない。
映像からも、今までにない、表情の穏やかさがない。
どんな大会でも少し、笑みを浮かべたような表情で、
演技を楽しんでいるかのような若武者が、
日の丸背負ったエースという、プレッシャーと、
どこか、それらとは関係のない、
精神面での活力が、感じられない。
それは、
テニスでいうと、
6月に、フレンチオープンで、
4大会連続グランドスラムを逃し、
さらには、ウィンブルドンで、一年前の優勝者とは思えないほど、
意気消沈した負け犬の顔した、
ジョコビッチのようであった。