3が日も終わり、
少し、正月ムードも遠ざかった。
1日から、テレビで、「巨人の星」のリマスター版が、毎日、まとめて、一挙に、放送されていた。
10:00~15:00と、これは、見ごたえ十分。元旦は、18:00までやってた。
青雲高校の飛雄馬が、甲子園決勝まですすみ、準決勝で、左門の折れたバットを、はらった際に、
爪を割ったことを、チームメートには打ち明けず、一人苦しんで、血染めのボールを投げ続ける。
そして、ライバル花形が、ホームランで、決着をつけた。
男の根性、仲間への配慮、そんなもの、この時代に、マッチしないかもしれないが、
改めて、いろんな哲学、倫理が、そこには、垣間見ることができる。
2日、3日と、有明テニスの森で、新春テニス
膝の痛みもだいぶ癒えてきたが、サポーターと、アンダータイツで、ガッチリガードして、参加。
去年の正月よりは、風が、穏やかで、気温も暖かった。
そして、夜は、正月のメニューにも飽きたんで、
山しょう鍋に挑戦!
山しょう鍋とは、福岡のほうでは、よくある料理で、白菜の間に、ぶた肉を挟み、
ぐるりと、渦巻き状に、鍋いっぱいに敷き詰める。
これは、昨年の11月に、中学の同窓生の店で、出されたメニューで、
ポン酢で、食うと旨い!
豆腐も残っていたので、入れてみた。
肉入り、湯豆腐みたいなものになってしまったが、上出来!
膝の故障で、2か月、運動から遠のいていて、食も細ったが、
テニスをすると、お腹もすくし、も進む。
これぞ、健康の源!
さらに、この休みの間、こだわったのは、ラーメン。
寒いせいか、ラーメンが食いたくてしょうがなかった。
そして、冬になると、煮干しのきいた、スープが飲みたい。
昨夜は、久々に、浅草「つし馬」へ。
麺は、和風のそばのような食感。
煮干しもさほどきつくはない、そば屋で出てきそうなラーメンだが、混んでいた。
浅草寺で、初詣の帰りに、寄る客も多いのだろう。
今日は、テニスも中休みのため、
昼ごろゆっくり起きて、
目当てのラーメン屋へで、向かった。
江戸前煮干中華そば 「きみはん」は、やってなかった。閉店の噂も。
で、言問通りを渡り、もう一軒。
麺処 「遊」
5席しかないところ、偶然、1席あいてたんで、すぐ入れた。
ここも、閉店の噂がある。
「つし馬」よりも、煮干しの香りがして、
スープもこの店のほうが、やみつき感がある。
ラーメンてのも、一時の流行のような、スープの主流が、
時代とともに変わるものだ。
とんこつつけ麺が、今は、まだ主流の一方で、
煮干しという、日本的で、昭和の風味をほうふつさせる、
この味が、ラーメンに生かされている。
しかし、こうした、人気店がよもや存続危ういようだ。
スカイツリーも正月バージョンで、装い、
その華やかさの陰で、
下町のこじんまりした、飲食店は、客足が遠のいているのは、確かだ。