サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

本の行く末~町の様々な商いの○○屋さんの役割


ぱらつく雨も、まだ心地よくて、
外に出て、帰宅して、暖をとったときのぬくもりが、
少しずつ冬らしさを甦らせてくれる。

久々に街の書店へ立ち寄った。
東武線沿いや東武駅校内には、
くまざわ書店なる本屋が、大概、あるもんだ。

北海道では、新刊を販売する書店がもう一軒もなく、
ボランティアで、やっているようだ。

本屋だけの形態はなくても、
喫茶をかねて、本を読めたり、
本棚の裏側に、寝れるスペースがある施設とか、
仕組みを変えて、
本は購入するものではなく、
本をよみながら別の項目へ金を払うスステムが増えているようだ。

俺なんかは、眺望のいい間仕切りの個人のスペースで、
学習するのが、学生時代は癒しの場でもあった。

本屋へ足を運ばなくても、
Amazonで購入するのが自然体になりつつある。
最近じゃ、1時間以内の配達も可能な地域もあるという。

先週末は、初めて、
電子書籍なる形態で、
Androidスマホで、で読書にいそしんだ。

読む速度を計測し、
この章を読み終えるまで、あと?分とか、
画面下に表示されるんだね

そして、今日は、前から読みたかった本があり、
紙版で、買いにいった。

南千住。
今じゃ、荒川区では、最も子供のいる家族に人気のスポットという。
駅前から整備され、隅田川沿いもすべて、スーパー堤防となり、
ジョギングコースが敷かれ、俺も、ときおり、
早起きしては、走っている。

さあその南千住駅かrあすぐの、
LaLaテラスという大型ショッピングモールに、
くまざわ書店が、オープン当時からある。
オープンから、かれこれ、11年ぐらいだろう。

いくつかのショップは、衰退したが、
くまざわ書店は、生き残っている店舗の1つだ。

いざ、入店してみると、
入口付近には、
売れ筋ランキングコーナーがある。

しかし、それ以外の場所から、
本をさがすのは、結構、面倒だと思った。

やはり、Googleで、検索習慣が身についてしまったからだろう。

本当、検索なら、今頃見つかっているだろうに、
なかなか見当たらなくて困った。
昔はこうして、本屋とか図書館で、
本を探すのが、時間つぶしにもなったのに。
今となっては、ただの苦痛、時間のロス。

探している最中目についた、
テニス系のマガジン。
11年前、オープン当初は、テニスは廃れていたから、
ほとんど置いてなかっったが、
3種類もあった。
ニシコリ効果ありだね。

とりあえず、目的の本を購入し、帰宅。
Amazon電子書籍と値段を比べると、
電子書籍のが安い。

コミック、ムック、専門書以外の娯楽の分野なら、
電子書籍でいいかもしれない。と思った。
形で残して、何度も読みたいなんてのは、
紙がいい。

俺なんかは、
未だに、
かぐや姫2冊、風1冊、伊勢正三2冊、オフコース3冊、松山千春1冊、
クラプトン2冊、サイモン&ガーファンクル2冊、ストーンズ1冊、
ビートルズ3冊、ジョンレノン1冊、
矢沢永吉1冊、小田和正2冊、浜田省吾1冊、
など、ギターコード譜、バンドスコアを、
紙本で、持っている。

これらは、やはり、紙がいい。
巻頭に、アーチストの写真も掲載されていて、
それも希少性が高い。

今では、ネットでも無料で、
コードダイアグラムの提供はあり、
キーも変えることができて、
活用しやすいのは確かだ。
ライブハウスで、即興やるときなんかに、使える。

紙本、電子書籍は、
使い方によるんだろう。

何回も読み返し学習したり、書き込んだり、
記念に書棚に残したいコレクション、
などは、紙本がいい。

場所をえらばず、突発的に、
あの本読みたい、
旅先で、周辺の地図と名所名店が知りたい、
なんてときには、電子書籍

つまり、両刀あるのが一番いいような気がする。

テレビに飽きて、
ゴロゴロしながら、本でも読むか、なんてときに、
スマホで、電子書籍は気楽でいい。メールを読む感覚の延長のようだ。

テニスの解説は、紙がいいと思った。
今日、書店でみたテニス本も、
プロのスイングの写真が出ていて、
ポイントを解説しているのなんかは、
じっくり、紙本を開いて、
それを見ながら、ラケット持ってイメージするのにいい。

さあ、そんな本だけでなく、
魚屋さんが、最近、消えつつあるのかな?

大手スーパーの中に入り込んで営んでいる店はあるが、
魚屋だけとなると、
毎日の需要は見込めない。

寿司屋ほどのグレードの高い、マグロはないし、
商品は、魚しかないから、
2日も連続で通えば、
3日目は肉に走るのが消費者心理だ。

そんなんで、なかなか何か1つの専門の業態は難しいかもね。
でも魚屋の魚は、鮮度がいいし、添加物もないので、
俺的には、なくなってほしくないね。

この3日間、
あん肝、鮭で、十分食えた。
鮭もイオンスーパーのような
添加物のないものだから、
残った骨と皮を、
熱湯で割り、
醤油と本だしで、少しアクセントつけて、
ネギでも落とすと、
本当、いいスープになる。

かといって、添加物の入った安くて、数日持つ魚もないと、
雨だので、買い出し行きたくないときに、家の冷蔵庫にあると便利だし。
まさに、本でいうところの、いつでも味わえる電子書籍に該当する。

鮮度と天然素材、体にいい、を味わいたいのは、
街の魚屋と言う具合に、
いろいろ、消費者が、
生活のいろんな場面で、使いわけできればいいのだろう。

ぶらり、勤労感謝の日。街で感じた、あれこれ。

天然の魚も、添加物入りの魚も、
紙の本も、電子書籍も、
それぞれ、ユーザに合わせた提供が、
あるべきなんだと、
ちょっとしたマーケティング・リサーチになりました。