NASAの発表によると、
2016年は、観測史上、最も暑い年になるという。
地球温暖化は、誰にも防げないのか?
人類ってなんなんだろうね?
人類の生命の営みに、一体何の意味があるのだろうか?
って思っちゃう。
そんな暑さも今日は、さほどではないが、
スプリンクラーで、水をまきながら、
テニス。
夏は暑いといいながら、
この時間を共有することが、
皆さん、楽しいんだろう。
寒くて、凍えている冬よりも、
暑いって言ってるほうが、いいような気がする。
そのNASAの観測は、どうあれ、
苦手な夏ではあるが、
こうして、暑い陽射しの中、
テニスできている自分が、
どれだけ、満たされているかを知るべきだろう。
そして、夕方は、また、
プロコーチとのレッスン。
今日は、瞬間的な、動きの練習。
グランドストロークは、
どんなに速いボールでも、
さほど体力の消耗はないものだ。
つまり、エース級のボールが来てしまえば、
それは、相手が、旨いのであって、
もはや、返球できるボールは、
ヘロヘロの打球になってしまう。
ところが、
短い距離のネット超えたあたりに、
旨く、ボールをコントロールし、
相手が、返球しづらい打球を打つことこそが、
かなりの労力を要するんだ。
なざなら、そういう時って、
相手が、前に攻め込んできていて、
速いボールが来るときだから、
そんなときこそ、
ほどほどのスピードで、
ネット際に落とすようなボールが必要なんだ。
その作業の難易度は高い。
それでいて、瞬間的に行わなくてはならないので、
体力も消耗する。
こういう場面ってのは、
プロテニスの中継では、
スローで見ないと、わからないコマだ。
実は、テニスにおいて、
こういう作業が重要なのだ。
派手なプレーの注目がいきがちだが、
この地味なプレーで、絶えてこそ、
優勢に立つ架け橋を築く。
今一度、世の中も、
でかいテーマで、世間をあっと言わすなんてことより、
職人の力で、コツコツと積み上げたもので、
立て直すべきだと俺は思う。
大きなものを目指すがゆえに、
何も成しえない。
手が届く、小さなものから、ゲットしていき、
その蓄積が大きくなるということ。
そして、その小さな積み上げには、
とてつもない体力の消耗が伴う。