美味しいときは、言葉はいらない。
ホタテ。
獲れない時代がきたようで、
「ホタテをなめるなヨ」
という、あの唄が、今さら、身に沁みる。
マグロ、イカ、タコの陰にかくれていた、
第4のつまみ、みたいな位置づけ、
塩辛にもならないし、
身が大きくて、鮮度のいいのは、刺身でいけるが、
バター焼きぐらいしか、使い道がない。
冷凍で十分という扱いだった、バブル時代。
今じゃ、3つぶで、500円はする。
このホタテ、解毒力、抜群のようだ。
お酒好きな人は、居酒屋とかで、
一品、オーダーの価値あり。
多分、居酒屋で、ホタテ料理なんて、なかなかおいてないだろう。
あさりバターだの酒蒸しならありそうだけど。
冬も終わりに近づいて、
そろそろ、魚売り場から消えそうな、
コレ!を、今宵は、鍋にいれた。
この冬、サダチルの夕食では、定番化した、
豆乳鍋」に、
牡蠣、豆腐は、いつもどおり、
そして、
あん肝を、投入!
冬場の魚として、アンコウは、
欠かせない。
そして、なんといっても、
蒸した肝は、最高だ!
さらに、それを、鍋に入れて、
牡蠣のエキスと融合させる。
牡蠣も今宵は、魚屋の大将が、
大粒のを選んでくれた。
ドクターもおすすめの、
免疫力、抜群に、上がる、豆乳+豆腐+牡蠣。
そこへ、あん肝で、アクセントをつけたわけだ。
でもね、これらは、脇役。
鍋の主役は、野菜たち。
にんじん、ブロッコリー、白菜、ニラ。
抗酸化成分、粘膜強化成分、骨強化、解毒効果、
というライナップ。
野菜のスーパースターの共演みたいなものだ。
赤い色した、肉に、白い霜降りが入ったものは、美味しそうに見えていますか?
それは、危険です。
ストレス、溜まって、
コクのあるもの、パンチのあるもの、
ムシャムシャ、食いたくてしょうがないのです。
思い浮かべれば、わかるはず。
牛、豚、羊が、
その辺、歩いていたら、
自分で、捕まえて、
食肉に、かっさばく、ことを、想像すれば。。。
正常な人間に、出来ることでは、ありません。
自律神経、副交感神経が、
異常をきたしたシグナル。
狂った自分を、正常値へ戻しましょう!
私も酒におぼれ、グルメに走り、
入り浸ったことがあります。
通えば、通うほど、待遇はよくなるから、エスカレートしていく。
しかし!
その先は、廃人。
腹はボテボテ、
骨が劣化し、関節は、痛み、
皮膚は、タダレ、
まるで、
生死をさまよう、屍の一歩手前の姿。
世界が、食を、見つめ直すべき。
病気を引き起こす、食物を排除すべき。
ほうれん草、トマト、なす、たまねぎ、キャベツなどにこそ、
格付けの
AAAとか、
付けるべき。
座敷で、ご大層に食う、焼肉屋、とんかつや、
体に悪いのかもよ!
野菜の敷居を、高くしたほうがいいはず。
あるいは、立ち食い野菜屋、なんてのが、
あるといいね。