夏到来と、言ってもいいのか、この暑さ。
そして、恒例、日本橋三越デーパートの道路隔てた真向かいの
三井ホールでの
来生&ピアノとマッッタリした歌声を聴く季節が訪れた。
もう何度も来ているのに、
どうやらコンサート会場のある場所から見て、
日本橋の反対側へ行ってしまったようで
高島屋にたどりついた。
アレ?と思い、
思わず、高島屋の店員さんに、
と尋ねると、
「三越さんは、この道路をまっすぐ1キロぐらいのところです」と、
丁寧に教えてくれた。
猛奪取で、三越方面へ向かい、1曲目途中で、会場へ入った。
このあたりが、来生は、時間きっちりのオンタイムで、始める性格なんだよな。
伊勢正三は、15分ぐらい遅れるのに。
去年は、アニバーサリーコンサートツアー後の休養で、
開催はありませんでしたが、
昨年末の渋谷オーチャードホールから、
ライブ活動を再開している。
今回も、バンド形式で、
シンセ、ギター、ドラム付きの、
リチャード・クレイダーマンと同様のスタイルとでもいうのか、
それプラス、歌詞付きそんな感じだ。
リチャード・クレイダーマンは歌わないので、
来生は、唄うから、そこだけ異なる。
近年、アナログ派も蘇っているようで、
来生も、LPレコードの発売に踏み切った。
このような、インテリアで、聴くような、サンプルが展示されていた。
バックミュージシャンで、参加していた、
センチメタル・シティ・ロマンスのキーボード担当の細井と、論争していた。
細井は、最近、アナログの温もりが受けているという。
鈴木は、工業大学出身というエンジニア肌というこもあり、
自身も一人で、コンピュータミュージックをいち早く、
取り入れただけに、
デジタルのが絶対に音がいいと言い張って、譲らなかった。
俺もコンピュータミュージックは、Windowsがまだ世に産声を上げる前の、
MS-DOS時代からやっていた。
自分自身に、ギターの腕がなかったし、
ピアノとかストリングスの音が欲しかった。
ドラムは、ドラムマシーン自体が、単体で、存在していた時代だったから、
4チャンネルのレコーディングマシーンさえあれば、
サイドギター弾いて、リード弾いて、ドラムマシーン入れて、
最後にボーカル録れば、それなりの音楽を創ることができた。
今じゃ、コンピュータミュージックが進化し、
1チャンネルに全部入れられるわけだ。
でもね
先日の、入谷の楽器屋さんの、
スペインのギタリストのコンサートなんかでも、
たった2本のクラシックギターで、
とてつもない表現が出来ることを知り、
また、音楽の世界が、違って見えたのは事実だ。
そして、今宵、来生たかおも、
デビュー40周年の際の、
オーケストレイトコンサートの音源を、
改めて、LP版へ
収めて発売をしたという。
どうなんでしょう?
デジタルに飽きた人達が増え始めたのかな?
人の手によるものを、また、人々は、追い求めているのかもしれません。
おっと、オマケがあるぜ!
セリーヌ・ディオン、東京ドーム、行ってきました。
ありゃっ、サダチルも少し、白髪が、写真に写るようになりました。
相変わらず、どっちらけた表情は、健在です。
エリック・カルメンのカヴァー曲、
All by My Self(全てを自分で)
とても、よかった。
ご主人を亡くして、無期限活動停止に入り、
前回、アリーナ席を確保していたが公演中止となり、
俺にとっては、
そのリベンジ。
以前から唄っていましたが、
「全てを自分で」
まさに、御主人亡き今のセリーヌの人生の歌となったのかもしれない。
それだけに、思いが強く、込められていたのかもしれない。
地響きするような、凄い声量だった。
ラスト・ナンバーは、
もちろん、
1997年のデカプリオ主演の際の、映画タイタニックの
「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」
ドーム内の灯りがすべて消えて、
映画タイタニックのワンシーンのような演出で、
まるで、沈まない船と称せられた豪華客船タイタニック号が海に沈みきって、
救命ボートで、生き残った人だけが、かすかな音がどこからともなく聞こえてくるかのごとく、
セリーヌのメローなハミングが「Haa Ah~Ha hu~hu~hu」と、流れ出す。
そして、笛(フルートみたいの)の音で、同じフレーズが、センチに奏でられてから、
アメリカン・ロックの派手さと力強さ、ラテン系のラフなのり、
そして、繊細な感性とが入り混じった、
セリーヌの歌声は、魅力的だった。
WOWOWで放送された、何年か前の地元カナダでのライブのときより、
少し、お腹がぽっちゃりした感じだったけど、
その模様は、また、WOWOWで、8月頃確認出来るようだ!
では、また、音楽ライフ、楽しんで参りましょう!