サダチルシア~sadachilucia’s blog

サダチルシア=サダチル(さだまさし+ミスチル)+パコデルシア

どーも

 
今日は、車で、久々に、この町の路側帯に駐車した。
 
その昔は、ディズニーリゾートや箱根へ行く朝、
このコンビニで、おにぎり、サンドイッチを、買って、
出かけたものだ。
 
当時は、「くらすハウス」という名前だったが、
今は、「ファミリーマート」になった。
 
再開発の前は、昔ながらの、こじんまりした、何でも売ってる、雑貨屋さんだった。
そう、田舎のほうへ行くと、山道にぽつんとあるような。
娘が、生まれて、歩くようになった頃、
手を引いて、菓子を買いに、行ったもんだ。
でも、当時、何の菓子を買ってあげたかは覚えていない。
 
俺の帰りが遅い日も、
夕飯も済んでいるのに、
娘は、俺に手を引かれ、ヨタヨタ歩きたいもんだから、
「パパ、買い物行こう」
なんて、言ってくれたものだ。
 
今日は、娘と8年ぶりのドライブ。
思えば、病院へ、亡き父を見舞いに連れて行ったのが最後だった。
あのときは、ここで、駐車しようとしたら、都バスが、クラクションを鳴らしてきた。
その前のバス停で、俺に抜かれたのが、気にくわなかったらしく、おれは、車から降りて、
運転手にくってかかった。
そんな事を思い出して、娘が来るのを待っていた。
 
車に乗り慣れていないらしく、シートベルトの調整を、うまくできないでいるのを、
教えて上げた。
 
道は思ったよりも混んでいた。
久々の車で、少し、ハシャイダ素振りも見せた。
 
目的地は、アキバのヨドバシ。
予備校で使う電子辞書を、昨年末からねだられていたのを、
ようやく、具体化してきたので、
一緒に、買いにいった。
 
娘が、コミック買ってる間、
俺は、久々に、タワーレコードで、
小田和正「どーも」
のCDを買った。
前から欲しかったが、DVDが出たりで、気持ちが遠のいていた。
 
帰り道、さっそく、カーオーディオで、聴くことにした。
「まだ好きなんだね」
と、娘は、幼いころの記憶をよみがえらせたようだ。
 
車の中ではいつも、小田和正の「自己ベスト」か「個人主義」を聴いていた。
あんなに小さかったのに、覚えているのには、驚きと同時に、
子供と親って、さりげないことで、結ばれているものなんだと思った。
 
帰り道は、娘もすっかり、車に慣れて、
友達に、携帯で、メールを打ち続けていた。
 
イメージ 1
 
「君のこと」 作詞・作曲 小田和正
 
あきれるほど早く 過ぎてゆく 時は
ボクを 追い越して行く
繰り返し 季節が 運ぶものは
何も変わらないのに
 
あの頃 許せなかったことも
今はただ 懐かしく 思うだけ
そんなふうに 変わって いったのは
いつの頃 だったんだろう
 
果たせなかったままの 約束も 届かなかった 言葉も
書きかけの 歌のように 今もまだ 心の かたすみに
 
この曲が流れると、東京ドームで、小田が、
ギター1本で演奏していたのを、思い出す。
マーチンD-28だったかな。